アニメ『炎炎ノ消防隊』シスター・アイリスの涙のワケは? ついに第8vs第5が勃発した激動の第5話
2019.08.13
灼熱のバトルファンタジー 『炎炎ノ消防隊』 第五話がオンエアされた。
第五話 「開戦」
「第5」ヒバナ大隊長との一件以来、どこか浮かない顔のアイリス。シンラは気遣いからアイリスに声をかけるが、やはりどこか翳りのある笑みで返されてしまう。 オウビは、”焰ビト”の秘密を解明するためには、「第5」を調査する必要があることと、その方法としては戦闘も辞さないことを隊員達に伝え、シンラも新たな任務に意気込む。 その夜。アイリスは他の隊員達とは別の決意を固めて、一人、「第5」の本拠地へと赴くのだった。
なんとなく雰囲気アニメになってしまっている感がある。面白さの一定水準は満たしているものの、キャッチーさが物足りない。まだこれから上がる感じはするのだが、登場人物や謎が増えるだけ増えてとっちらかっている気も。そして今回もまた、新キャラが登場した。
アイリスの回想から物語がスタート。だがそもそも、なぜ消防隊にシスターがいるのか? 焔ビトを鎮魂するために欠かすことができない存在だというが、第5にもいておかしくないはずだが。
その回想の中にはプリンセス火華がおり、彼女もアイリスと同じく元シスターだったように見受けられる。いったいなぜ、そんな彼女が第5の団長にまで上り詰めたのだろう。
前回、焔ビトを受け渡してから第5への不信感が募りに募っている第8消防隊の面々。彼らは近々第5に乗り込もうと意気込む。しかしメンバーが少ない第8。そしてまだまだ実戦経験が少ないシンラと個性が強すぎるアーサーというふたりがいるだけでも、不安要素が大きい。
そんな折、思う所があって第5へと足を運んだアイリス。火華を「姉さん」と呼ぶが、火華は修道服を着たアイリスに怒り、彼女をおとりに第8の人間をおびき出そうとする。
神などいない、いるのは私のような悪魔ばかり、とかつて信仰を持っていた人間だとは思えない発言をする火華に怒りを覚えるアイリス。一体彼女たちの間に何があったのか。
そしてなにかしらの手段でシスターがここにいることを知った第8の面々が続々と第5に集結。そして、それぞれが戦闘へと突入していく。
今回は、今まで微妙な存在感を出していた中隊長がグイグイ前に出てくる回でもあった。銃の能力を調節して攻撃しているが、能力値が高いそうなのでとても強そうだ。
そして最近はバカキャラが定着しつつあるアーサーも、利き手と違う方で剣を握っていたため、力が発揮できていないというトンデモミスを犯しつつも、しっかりと強さを発揮していた。
キャラが多すぎるため、それぞれの魅力が全然描き切れていない気がしてならない。せめて第8のみんなだけでも魅力的に描いてもらいたいものだ。この第5潜入のお話は来週も続く模様。火華の過去などについても触れられそうなのでこれで色々な謎が解けそうだ。
そしてエンディング後、先週で終わったと思っていた声優コーナーがまだ続いていた……。今回から炎についての実験を行っていくコーナーになるそうだ。緑色の炎を見てはしゃぐ声優さんたちの姿が見れます。ファンにとっては垂涎モノ……なのか!?
(文=三澤凛)