『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- Re:Birth』のアウトなキャンペーンが話題 高評価欲しさに……

2019.05.29

『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- Re:Birth』公式サイトより

 5月15日にサービス開始したスマホアプリ『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- Re:Birth』。TVアニメ『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』が題材のアプリゲームで、作品のファンからの注目を集めているが、開始早々にユーザーを失望させる事態が発生してしまっている。

 本作は、TVアニメの世界をベースに構築された、フル3Dの戦艦シミュレーションゲーム。好きなキャラクターを強化し艦隊を作って敵と対戦したり、ゲームでしか見られないオリジナルストーリーを楽しむことができる。また、「イオナ」や「タカオ」といったおなじみのメンタルモデルの描き下ろしイラストも満載で、豪華声優陣によるオリジナルボイスも収録されている。

 しかし、Google PlayやApple Storeでの評価は散々で、Google Play・Apple Store共に5段階評価中「☆2.3」「☆2.9」という低評価(29日現在)。「潜水艦なのに潜水しない」「ゲームのシステムもバランスもめちゃくちゃ」「名作につけこんだ超重課金ゲーム」と不満を述べるユーザーが多数見受けられる状態だ。

 そんな中、ゲーム公式Twitterは<ストアレビューキャンペーン>を発表。レビューを投稿してプレゼントをゲットするというキャンペーンなのだが、ただレビューするだけでなく、☆3~5の評価をしたら、レアリティの高いメンタルモデルやゲーム内通貨がプレゼントされるというもの。いわば、プレゼントをエサに高評価レビューを募るという、ストアの規約に違反していそうな“サクラキャンペーン”なのだ。

 その後、公式はすぐさま「先ほど、イベントのご案内の内容が不適切な物が掲載されておりました」「当該イベントの実施は行わないものとなります」と当該キャンペーンの告知を取り消し。しかし、ユーザーからは「レビュー工作はさすがにアウト」「こんなことをするソシャゲ運営はじめて見た」「誤って掲載とか頭おかしい」といった呆れ声が上がってしまっている状態だ。

『蒼き鋼のアルペジオ』自体は言わずもがな誰もが知る人気作。これ以上原作ファンを失望させるようなことが起きないといいのだが……。

編集部オススメ記事

注目のインタビュー記事

人気記事ランキング