『ポケットモンスター サン&ムーン』ポケモンの進化が連続!「なんかさみしくなる」の声も…

2019.01.29

テレビ東京「ポケットモンスター サン&ムーン」公式サイトより

 アニメ『ポケットモンスター サン&ムーン』(テレビ東京系)で第106話「海あり谷あり!ポケモン進化大特訓!!」が27日に放送された。

 この回も引き続き、ポニ島での自由研究。バトルがしたくてウズウズしているサトシだったが、その一方、マーマネはデンヂムシをクワガノンに進化するため不思議な力があると言われるポニ島の大峡谷に行くことに。また、スイレンは師匠であるイアとその夫・カノアに再会。オシャマリがアシレーヌに進化していたことを知ったスイレンは目を輝かせ、アシマリと一緒にイアと特訓することになった。

 ということで、この日は男子組が大峡谷に、女子組は海岸で特訓。しかし、特訓とはいうものの、アシマリ・ナギサ・アシレーヌがバルーンを割ったり歌ったり、遊んでいるようにしか見えず。マオとリーリエが「これって……特訓なんだよね?」「歌っているようにしか見えませんが……」と戸惑う一幕もあった。

 一方の男子組は、目的地へ進む途中、サトシとカキが嬉々として野生のポケモンとバトル。「今日はデンヂムシを進化させるために来てるんだよ? 僕たちにもバトルさせてよ~」と文句を言うマーマネの前にはゴルダックが現れる。早速デンヂムシに放電を仕掛けるも、横からまさかのトゲデマルが乱入し、嬉しそうに倒してしまった。

 と、そこに現れたのは、第41話のデンヂムシレースの際に現れた高飛車な3人組「赤い流星」。サトシはその存在をすっかり忘れていたが、彼らもデンヂムシをクワガノンに進化させるためにやって来たという。リーダー格のハヤテは「どんなむしタイプのポケモンも進化させることができる」という「むしのいし」の情報をパパに買ってもらってやって来たと宣言。そこでマーマネとハヤテ、どちらが先にデンヂムシを進化させられるか勝負することになった。

 洞窟に入り、ゴルバットの大群に怖がりながらもなんとかゴール目前のつり橋にたどり着いたマーマネだったが、一足先に到着したのはハヤテの方。追いかけてくるマーマネを錯乱させるためにつり橋を破壊するも、結局自分が壊れたつり橋に引っ掛かり、宙ぶらりんになるピンチに。焦るマーマネの横でデンヂムシは唐突に進化し、クワガノンに。クワガノンは空を飛び、ハヤテたちを助けることに成功。「むしのいし」も何の効果がないことが分かり、マーマネにとっては一件落着となっていた。

 夜になり、イアたちのお別れパーティーが開かれみんなで食事を楽しんでいると、イアがZワザ「わだつみのシンフォニア」を披露。イアはスイレンに、これはアシレーヌに進化しないと使えないZワザだといい、「これができるように修行ば頑張り」とエールを送っていた。スイレンはこれを受け、「師匠に見せたい! 今私たちができる最高のこと」とその日は一晩中特訓。そして別れの朝、「これが私たちができる精いっぱい」と言いつつ、アシマリがワザを披露しようとしたところ……まさかの進化が起こり、アシマリはオシャマリに。進化を喜び、「もっと特訓する!」と意気込むスイレンにイアから渡されたのは「アシレーヌZ」。「わだつみのシンフォニア」を使えるようにもっと特訓することを誓うスイレンだった――。

 この日の放送に視聴者からは、「アシレーヌまで進化すること決定か!」「進化は成長が感じられるけど、なんかさみしくなるよね……」「アシマリの『アウアウ』が可愛すぎたからちょっと残念」という声が集まっていた。

 もう会うことのできないアシマリにさみしさを感じるポケモンファンも少なくないようだった。

(福田マリ/ライター)

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