「Soul Seeker」(Crossfaith)モンスターバンドが放つ凶悪だけれども、洗練された楽曲にぶちあがることまちがいなし!
2018.12.30
8度目まして、ひよっこライターのぬぬこです。今回のアニソンレビューは関西発のラウドシーンの雄、Crossfaithの新曲「Soul Seeker」です。
関西発、と書きましたが2013年にAPOCALYZE WORLD TOURで世界をめぐり、2019年1月にはオーストラリアでのライブを控えており、世界的な人気を誇るモンスターバンドに成長を遂げています。
筆者も見に行った2017年9月27日にBIGCATで行われた、Crystal LakeのCHAMPIONSHIP TOUR 2017でのことです。その日はCrossfaithとCrystal Lakeの2マンで、ボーカルRyoさんの「Crossfaithに初めて会ったときは音楽シーンに憧れる10代の男の子だった。それが今ではここまで大きくなって同じ舞台に立つことができる。」というMCにはシビれました。
両雄にはますますの活躍を期待してしまいます!
さて、新曲の「Soul Seeker」ですが、販売は配信限定となっており、2018年12月11日からiTunes、Spotify、LINE MUSICなどで配信されています。今作はTVアニメ『蒼天の拳 REGENESIS』第2期のオープニングテーマで、現在放送中です。『蒼天の拳』は『北斗の拳』の過去を描いた作品で、『北斗の拳』は若いCrossfaithファンの方のお父さんが、子どもの頃に大好きだった漫画かもしれませんね。
わたしが新曲の「Soul Seeker」を聴いて、まず持った感想は凶悪でした。何度も全体を通して聴いた感想は、凶悪ではなく洗練されたムダのないCrossfaithのイメージそのものです。
しかし、イントロで刻む、ギターを刻む、これがまた荒々しい。このインパクトにすべてを持っていかれてしまう。その結果、まず持った感想は凶悪です。
凶悪なイントロからの「Let’s go!」という始まりを告げる雄叫び、わたしにはライブハウスでブチ上がるオーディエンスの掲げる拳が見えました。そこからはギターやドラムに加えてさらに音が増え、重なりを増します。流れるようなクリーンボーカルに咆哮。それでも雑多なだけにならず洗練された知性を感じるサウンドは、さすがCrossfaithといったところでしょうか。2回目のサビのあとにしっかりと太鼓を聴かせてくれるのでそこも必聴です。
今作の「Soul Seeker」は8月1日に発売したニューアルバム「EX_MACHINA」には収録されておらず、配信限定でのリリースのため、各音楽配信サービスをチェックしてくださいね!