【オタクに寄り添う婚活サービスって? 後編】

「冬コミなんで今月休会します!」オタク婚活・とら婚ならではのユニークな休会理由

2017.12.03

とら婚Twitter(@ToraCon_Akiba)より。「清潔感」がないのはなぜいけないのかに対するぐう正論。

 2017年2月に事業を開始した婚活事業「とら婚」。とら婚の企画責任者・野村晶二郎氏に前編(参照記事)からオタク婚活について話を伺っている。後編では男女間のギャップの違いや、結婚相談所が人気になる季節、とら婚ならではのユニークな休会理由など、オタク婚活について伺っていく。

■若い美人に惹かれてしまう男性、
 一方で女性の好みは「自分の年齢プラマイ3歳」という差

――前編では男性と女性とで、子どもが欲しいか、の価値観で若干差が出ると伺いました。男性、女性がそれぞれしがちな傾向といいますか、こうすると婚活は難しくなってしまう……、ということはありますか?

野村晶二郎氏(以下、野村) 女性は現実的な方が多いですね。「年収800万以上じゃないと無理」みたいな方はおられず、堅実です。一方男性では、どうしても年下の美人に惹かれてしまう、という方が多いですね。

――私は他の結婚相談所にも取材したことがありますが、「男性は若い美人が大好き」は本当によく聞きますね。女性側が思う「どうせ男は若くてきれいな女性が好きなんでしょ」みたいな感じよりもはるかに強固といいますか。

野村 若い美人の女性と、若くない男性でうまくいくケースもありますので、もちろん100%ダメ、というわけではありません。ただ、多くの女性は自分のご年齢よりプラスマイナス3歳くらいの、同世代の方を望まれますね。そうなると、アラフォーくらいの男性が、10歳以上年下の綺麗な女性を望まれたとしても、なかなか難しいというのが現状です。

――「若い美人」という相手の超最強カードと渡り合えるようなカードがこっちにもあるのか? という話ですよね。ただ、そのような「若い美人希望」な男性に、幅広く見てみよう、という声は届きにくいのではないかとも思いますが。

野村 理想全てをあきらめるのではなく、「理想」と「相手からアプローチが来たら会ってみる人」と「私どもアドバイザーから見て、実は相性のいい方」を組み合わせて提案しております。

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