「下ネタ全開で最高じゃねぇか!」初登場3位の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』が大好評!【週末映画興行成績】

2017.05.16

『マーベル』公式サイトより。

 5月13日~5月14日分の週末映画興行成績(興行通信社)が発表されたので、今週もオタク目線でお届け。

 まずはマーベル・スタジオのアクション作品『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』が初登場で、週末2日間で動員16万3,143人、興収2億4,945万4,500円を記録し3位に!

 先日ご紹介したように(記事参照)、物語は宇宙の落ちこぼれ(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー)が、笑いとノリで銀河の危機を救うという内容。コミカル要素が満載で、登場するキャラクターも一癖あるものばかり。中二病のリーダーや、凶暴な毒舌アライグマ、セクシーでツンデレな美しい殺人兵器らが、個性をぶつけ合いながら銀河を脅かす陰謀に立ち向かっていく。

 前作も大好評だったが、今作もかなりウケているようで「下らんギャグと下ネタ全開で最高じゃねぇか!」「こういうおバカ作品大好物。久しぶりに映画館で笑い転げたぜ」「ガモーラ、初見ではギョッとしたが仲間思いでいい女!」と絶賛の声が。「Yahoo! 映画」でも4.54点(5月16日現在)の高得点を獲得しており、口コミによる動員にも期待がかかる。

 ランキングに戻ると、今週1位は先週に引き続きディズニーの実写作品『美女と野獣』。土日2日間で動員42万人、興収5億7,500万円をあげ、4週連続首位をキープ。洋画の実写作品として4週連続1位となったのは。2015年4月に公開された『シンデレラ』以来2年ぶり。さらに5月14日までの累計動員は565万人、累計興収は79億3,800万円を突破し、100億円の大台もほぼ確実と言えそう。

『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』も好調を維持しており、4週連続で2位に。週末2日間の動員は19万人、興収が2億4,300万円を記録し、累計興収は58億2,000万円を突破。最終興収63.3億円をあげシリーズ最高記録を達成した前作『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』まで、あと5億円というところ。『美女と野獣』『コナン』の2強はどこまで数字を伸ばすだろうか。

 その後、4位は土日2日間で15万3,000人、興収2億2,600万円を記録した『ワイルド・スピード ICE BREAK』。5位『追憶』、6位『帝一の國』、7位『映画クレヨンしんちゃん 襲来!! 宇宙人シリリ』となり、4位から7位までは先週から揃ってワンランクずつダウンしている。

『シックス・センス』で知られるM・ナイト・シャマラン監督のスリラー作品『スプリット』は初登場で8位、9位には『ラストコップ THE MOVIE』、そして公開3週目にして『無限の住人』が早くも10位にまで数字を落としてしまった。

 今週末はアニメ映画『マインド・ゲーム』や『夜は短し歩けよ乙女』で人気を博す湯浅政明監督のオリジナル作品『夜明け告げるルーのうた』や、人気同名マンガ原作の実写版『ピーチガール』の公開が控えているが、『美女と野獣』『コナン』の牙城を崩すことができるか、動向に注目したい。

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