「親を騙してお金をもらう」まる子に視聴者ドン引き! アニメ『ちびまる子ちゃん』さくらももこ脚本はさすがに毒がすごい

2017.02.13

『ちびまる子ちゃん』公式Twitter(@tweet_maruko)より。

 2月12日に放送された第1089話「『友蔵、これでいいのか考える』の巻」も原作者・さくらももこが脚本を担当したのだが、まる子があまりにもクズだったとネットで話題に。まる子のモデルであるさくら本人だからこそ描ける自虐ネタだったのだろうか、内容をネットの声とともに紹介したい。

 ある日、お母さん(すみれ)にお小遣いをおねだりするまる子。何を買うためかと問われると、「紙芝居屋さんでくじ引いたりお菓子買うから」と答え、当然の如く却下されてしまう。まる子は一日30円のお小遣いをもらっているが、それでは全然足りないという。

 ネット上では「小3で月900円って十分じゃね?」との声もチラホラ。同作の時代設定は昭和40年代。ググってみたところ、1970年(昭和45年)の大卒初任給は31,510円、かけそば一杯100円であった。たしかに十分かも。

 お母さんからお小遣いがもらえなかったまる子は、おじいちゃんの友蔵にねだると宣言。「駄目! すぐにおじいちゃんおじいちゃんって」とお母さんに注意されるのだが、「おじいちゃんはまる子のためにいるんだよ」と言って聞く耳を持たない。そして案の定、友蔵はまる子に「200円ちょうだい」とねだられると、「200円じゃ少ないから300円あげるよ」と、簡単に渡してしまうのだった。

 まる子に甘すぎる友蔵を見て、お母さんは「まる子のためによくないと思うんです」と友蔵に優しく注意。このまままる子のわがままを通すと、変な癖がついてロクな大人にならなくなると意見すると、友蔵は涙を流し自身の行いを反省するのだった……。

 さらに後日、お姉ちゃん(さきこ)が「ノートを買うから」とお母さんにお金をもらっていると、まる子がやってきて「あたしもノート買うからお金ちょうだい」と言い出した。だが「この前もノートを買うって言ったから100円あげたでしょ」と、すぐにお母さんに嘘を見抜かれるまる子。この様子を見ていたお父さんのひろしも「親を騙してお金をもらおうなんて舌を引っこ抜かれて地獄に落ちるぞ」と、珍しく父親らしくまる子を叱る。

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