【アニメレビュー】“OPEDだけにしか出番がなかった”坂本辰馬が大活躍! ドラ●もんパロもさえていた『銀魂』
編集部
2017.02.07
――夕方枠でも大暴れだったアニメ『銀魂』(テレビ東京系)が深夜枠に初進出! 本稿では、そんな“お騒がせアニメ”『銀魂』をレビューしていきます。
■『銀魂』第4期
第321話「うつけもの二人」
なぜか視聴者に優しい仕様の『銀魂』のラテ欄。今回も「坂本と范堺の闘いだけでなく、ウイルスとの闘いもあります。皆様も風邪ウイルスに負けないよう、どうぞご自愛のうえご覧ください」……とのことです。まあ、巷ではインフルエンザが流行っていたりしますしね。
今回は坂本辰馬がメインの回。提供画面のコメントでも「OPEDだけにしか出番がなかったあの頃がウソのよう」っていじられていたけど。前回、モブたちに「あの人は、金へのがめつさと声のデカさだけは誰にも負けない」と小バカにされていた坂本でしたが、今回はしっかりかっこいい! でもやっぱ“うつけもの”でしたが……。
ザク(By坂本)こと范堺に乗っ取られた快援隊船団。范堺のウイルスに感染し、自我を失った船員に襲われそうになった徳川喜々を救助した坂本と陸奥。船の状況を今流行りの「バイオハザードじゃのう」って例えたり、喜々を「スペランカー並の虚弱体質スペックのお荷物」って軽くディスたり、しまいには「現実はとんだクソゲー」ってため息ついたり……あれ、坂本はゲーマー脳なんですか?
今回はシリアスの中にもギャグがたくさんあってうれしい回。感染した船員がうじゃうじゃいる船内にいる范堺を見つけるため、坂本らは某メタルギアの如く配管の上をよちよち渡っていたのですが、坂本と喜々は陸奥の逆鱗に触れてしまい、バイオハザードなフロアへと突き落とされてしまいます。