『君の名は。』が中国での邦画興行収入の新記録樹立目前&大合唱上映会も開催間近!

2016.12.16

映画『君の名は。』公式サイトより。

 日本だけでなく、台湾、タイ、香港、中国でも公開初週の週末興行成績で1位を獲得し、アジアで5冠を果たした『君の名は。』。12月2日に公開が開始された中国では、公開12日目にして興行収入が83億円を突破するというすさまじい数字をたたき出し、「本当にすげぇ……海外でこの勢いは異常」と驚きの声が上がっている。

 中国での『君の名は。』の上映は、これまでの邦画作品の中で最も多いスクリーンで公開され、初日の興行収入は11億円超え、日本映画での新記録を樹立している。それだけでもすごいのだが、公開から2週間もしないうちに83億円を超えるというのは異例の事態。この勢いで行けば来週には2015年に中国で公開され、邦画の歴代興収で1位となった『STAND BY ME ドラえもん』(14年)の約87億円を超え、トップに立つとみられている。

 この事態には海外からも大きな反響が寄せられており、「君の名はが世界を席巻してる……」「おー! これが中国の怖さだよ!」「中国って映画安く見られるって聞いたけど……人数が多いんだろうな」といった声が。日本でも「人数がすげぇから中国で流行したら半端ないな!」「国内だけじゃなくて外国でもこれだけ勢いあるんだから君の名は。は本物」「ここまで成功するとは思わんかったww」といった驚きの声が上がっている。

 日本でもまだまだ『君の名は。』の盛り上がりは健在だ。12月23日(金・祝)には都内の劇場「新宿バルト9」で「2016年 クリスマス&年忘れSP 大合唱上映会」が行われる予定となっているのだが、これはコスプレでの鑑賞や、上映中の応援や発声、歌唱が可能という特別上映会。作中で流れるRADWIMPSの楽曲『前前前世』など4曲の字幕が表示される予定だという。

 当日は立花瀧の声を担当した神木隆之介、宮水三葉の声を務めた上白石萌音、監督の新海誠が登場予定で、トークコーナーやクリスマスにちなんだコーナーも用意されている。新海は自身のTwitter(@shinkaimakoto)で「それにしても『コスプレ&歌唱可』…。とても楽しみだけれど、コスプレせずに黙って観てくださるのも大歓迎ですので(僕はそちら派です笑)、どうぞご自由に!」とコメントしている。

 イベント開催についてネット上では「シン・ゴジラの発声可能上映もかなり盛り上がったから、これは楽しいはず!」「興奮して泣きながら熱唱する自信あるわwww」「もう3回見に行ったが、このイベントは行きたい」と楽しみにしているものも。ただ中には「コスプレで歌唱か……学生ならありだが、三十路超えて制服コスでラド歌うとか、ハードル高すぎ」「君の名はに感動した俺だが、最後の理性がこのイベントへの参加を押しとどめている」「新海の言う通り歌わずコスプレもせず参加したら白い目で見られそうだな」といった声も。

 また来年1月13日からは一部劇場が期間限定で“IMAX”での上映を実施する予定だとか。制服コスプレをしてRADWIMPSを歌うかどうかは別として、まだまだ『君の名は。』で盛り上がることが出来そうだ。

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