『ちびまる子ちゃん』第1061話に“あるある”と称賛の声!! 「あほすぎるけど自分もやった記憶があるのヤバいwww」くだらな過ぎる

2016.07.19

『ちびまる子ちゃん』オフィシャルサイトより。

 今月17日に放送されたアニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)があまりにもくだらなかった。しかしこれこそ“ちびまる子”であると話題になっている。そこでどんなふうにくだらなかったのか、『ちびまる子ちゃん』第1061話をネットの声を織り交ぜながらレビューして紹介!

 この日の前半に放送されたのは『スローモーションで生きてみる』の巻。タイトルからして「おや?」と既にくだらなさがただようのだが、それが予想を斜め上を行く展開が繰り広げられた。ある日の学校、掃除をしているまる子とたまちゃんの前で、はまじとブー太郎が掃除用具で野球をしていた。しかし普通の野球風景とは違い、ピッチャーのはまじがピッチングフォームに入り足を振り上げると、自ら「ずっざっざっざっ…」とスローモーションっぽい効果音を発し、「びっしゅ~ しゅ~…」と口走りながらボールを投げ出した。するとバッターのブー太郎もスローモーション効果音を自ら発しながらボールを打ち返したのだった。これには「何だこれwww」「あー子どもの頃こういうのやったわ」「くだらなすぎるけどわかりすぎるwww」「あほすぎるけど自分もやった記憶があるのヤバいwww」と、自身の子供のころを思い出しながらニヤッとしてしまう視聴者が続出した。

 その後もはまじとブー太郎は教室でスローモーションボクシングをやるなど、くだならさをいかんなく発揮。はまじいわく「ゆっくり動くと何でも名勝負になる」ということで楽しいらしい。あきれるまる子だったが、試しに「じゃんけんぷうぉぉん」とスローモーションじゃんけんをしてみると思いのほか面白いことに気付く。そこでたまちゃんに「これから今日一日スローモーションで過ごしてみない?」とめちゃくちゃな要求をする。恥ずかし過ぎると思うたまちゃんだが、親友のまる子がノリノリな様子なので、断れるわけもなく道連れにされるのだった。頬を赤らめながら「まるちゃぁぁぁ~ん、待ってえぇぇ~」とまる子に合わせるたまちゃんに「タミー可愛すぎる」「照れタミー可愛すぎ」と、タミーことたまちゃんファンから歓喜の声が上がった。

 またこの日の後半に放送された『まる子、憧れの湿布薬』の巻もくだらなかった。ある日まる子は風呂上りに“ラクシップ”という湿布を貼っている父親・ひろしを見て湿布に興味を抱く。後日学校で、またもやはまじとブー太郎とタミーで湿布の話に。「あの匂いがいかにも効きそうって感じなんだよな」と湿布への憧れを口にするはまじだが、なんとはまじは自分自身も湿布を体験したことがあるというのだ。これには「えー!?」「本当?」とほか三人は大人の体験をしたはまじに憧れのまなざしを向ける。さらにまる子は「よし!『ラクシップ ハマジ』って呼んじゃお」といじめレベルのあだ名を付けて「いよっラクシップ ハマジ!」と呼ぶと、はまじは嬉しそうに照れるのだった。これには「うれしいようである」と“天の声”キートン山田から公式ツッコミが入った。

 ラクシップ体験を済ませているはまじがかっこよく見えて仕方ないまる子は、親の目を盗んでラクシップを貼り学校に登校。これには“ラクシップ ハマジ”も「今日からラクシップの名前はお前が名乗れ」と降参し、「ラクシップ さくら」という名前を手にし喜ぶまる子。そんな様子をみてたまちゃんは「ねえまるちゃん。そう呼ばれるのうれしい?」と心の中で密かにつぶやくのだった。

 小学生特有の大人のモノへの憧れ、それもたかが“湿布”でここまで盛り上がってしまうというあるある描写に「なんでこんなに湿布で盛り上がってんのw」「湿布でここまで盛り上がれるのか…?小3ってこんなだったか…」「湿布に憧れる気持ちはわかるわ(笑) 私も小さい頃貼ってみたかったものだ」と、こちらもくだらないと思いながらも昔を懐かしむ視聴者が続出した。

 忘れかけていた小学生の時の純粋でバカでくだらない気持ちを思い出させてくれた『ちびまる子ちゃん』。このくだらなさこそ『ちびまる子ちゃん』が長年にわたって愛される理由かもしれない。

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