「スクフェス感謝祭」でコール発生!? 「一般客もいるのに……」ラブライバーはやっぱり“害悪”なのか?

2016.05.23

「スクフェス感謝祭2016」公式サイトより。

 5月21日、22日に池袋サンシャインシティ展示ホールで行われた「スクフェス感謝祭2016」。「スクフェス感謝祭」は、大人気スマホゲーム『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』(以下、『スクフェス』)のリアルイベントで、2回目の開催となる今年は昨年の来場者数3万9,459名を上回る5万1,149名が来場。『ラブライブ!』人気を改めて証明した。

 だが、その一方で『ラブライブ!』のファンこと「ラブライバー」の民度について問われる騒動があり、ネットを中心に「ラブライバーはやっぱり害悪」などと言われてしまっている。

「当日は、展示ホールのほかにショッピングモール内にある噴水広場でもさまざまなイベントが行われていました。その中で、『みんなでぴょんぴょん♪でかスクフェス』という、巨大スクリーンを使って『スクフェス』のライブをプレイするアトラクションが行われた際、集まったラブライバーが曲に合わせてコールしたんです。サイリウムを振るラブライバーもいました。ステージがある地下1階から3階までが吹き抜けになっている噴水広場の周りには各階にびっしりラブライバーがいたので、コールもかなりの大音量。『コール最高!』と満足気のラブライバーもいたようですが、僕的には一般の人もいる中でコールするのはナシですね」(ラブライバーの男性)

 ネット上でも、コールをしたラブライバーについて「そのコールが人に迷惑をかけてることを自覚しろ」「周りへの迷惑を考えない害悪ライバー。噴水広場は一般客もいる」と異論を唱える声が上がっている。しかし、“アーティストの登竜門”と呼ばれるサンシャインの噴水広場では、これまでアイドルを中心に、多くのアーティストがリリースイベントやライブを行なってきたということもあって、「アイドルもやってるから問題はない」「噴水広場って普段よくアイドルのライブとかやってるからいいんじゃないの」といった意見も見られるが……。

 アイドルをはじめとするアーティストのイベントのレギュレーションについて、サンシャインシティの担当者に問い合わせてみると「イベントの注意事項は主催者が決めています。こちら側からは、周囲の店舗の営業を妨げないようにお願いしています。もし店舗や一般のお客様からイベントについて意見やクレームが入った場合、主催者側に注意することもあります」という。

 噴水広場で行われてきたイベントの中には、過度な歓声やMIXをはじめとするオタ芸を禁止してきたものもある。今回の「スクフェス感謝祭」の注意事項には、そういった注意事項は書かれていないが、「他人の迷惑になるような行為はご遠慮願います」という一文はある。

 数多くの騒動ですっかり「民度が低い」「マナーが悪い」というイメージがついてしまっているラブライバー。もちろん一部のファンだけだと思うが、“今が最高!”と思う前に一度周りを見て「他人の迷惑になるような行為」をしていないか、考える必要があるかもしれない。

宮田ラブライバーはいたのだろうか……。

編集部オススメ記事

注目のインタビュー記事

人気記事ランキング