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サプライズのバースデーソングに感激! 熱気と感動に満ちた黒崎真音ワンマンライブ「LIVE TOUR 2016 “Mystical Flowers” 」東京公演レポート

2016.02.02

■「みんなが未来を楽しく思えるようなライブを」

 ここからはいよいよ後半戦。ライブのために制作されたというハイテンションなダンスナンバー、「Red Alert Carpet」ではタオルの旋風が。また「FRIDAY MIDNIGHT PARTY!!」ではステージを駆ける黒崎に合わせてウェーブが巻き起こり、まさに疾風怒濤の勢いでライブは続いていく。MCでは1年前にもこの赤坂BLITZで公演を行ったことに触れ「その時、私はライブが一番好きって言ったんです。その気持ちは今も全然変わってない。そんな気持ちを込めて作った曲があります」との紹介で演奏されたのは「BRIGHT FUTURE」だ。「まだ見たい景色があるから」と歌う彼女に、拳を突き上げて応えるファンたち。続く「楽園の翼」(TVアニメ『グリザイアの果実』OP)は、1年前この場所で行われたライブ「WINGS OF EDEN -GARNET!!-」を彷彿とさせる一方で、新しい景色が確かに広がっていることを実感させるようでもあった。

 昨年メジャーデビュー5周年を迎えた黒崎は「どんなことにも意味があった。これからもいろんなことがあると思うけど、それもきっと意味があると前向きに考えられるようになった。そんな気持ちになれたのもみんなと出会えたから」とこれまでを振り返る。また、アルバム「Mystical Flowers」に込めた想いはたくさんあるが、今一番言いたいことがあると前置きしてから「みんながこれから歩いて行く道が、あたたかくて輝かしくて、大切にしたいと思えるようなものでありますように」と告げ、優しいストリングスの音色で始まる自身作詞作曲のバラード「種」へと繋げる。想いを受け取った観客たちは、彼女の言葉ひとつひとつを胸に刻むように聴き入っていた。そして最後に「singing forever」で本編を締めくくった黒崎。ステージの端から端へと移動し、ひとりひとりに語り掛けるように歌声を届ける彼女に、観客全員の笑顔が向けられていた。

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