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『監獄学園-プリズンスクール-』主題歌を歌う4人組ロックバンド・HaKUに、「衝動」秘話を聞く <インタビュー後編>

2015.11.13

―― MVのお話も出たところで……今回はMV撮影で初めての経験をされたとか?
辻村 今回、初めてストーリー性のある映像を撮影しました。僕らのMVは今までCGが多かったんですよ。CGを使ってクリエイティブなものを作る、という作業をしていたんです。ですが、今回は楽曲が“衝動”なんですよね。マンガ原作を読ませていただくうちに「衝動とは人と人との間に起こる物事」だと思うようになりました。ですから「人を使ったMVを作りたい」というイメージを持ったんですよ。その後、ドラマの監督である井口昇監督が僕たちのMVも撮影してくださることになり、MVでも演技と言いますか……自分たちも動いて表現出来ることをしたほうがいいのではないかなとお話ししたんです。その後、監督から、すごくいい絵コンテをいただきまして……。今まで、こういったことをやる機会もなかったですからね。僕らのMVでストーリー性があって、演技をして……みたいなものがなかったので、非常に面白かったですし、楽しかったです。
―― HaKUにとって新たなチャレンジになりましたね。
辻村 色々チャレンジしましたね。MVでは自分たちがダンスミュージックをやっていることもあり、僕の中にはダンスというイメージがあったんです。井口監督と「“衝動”を人と人との関係性で表現したい」という話になり、その結果ダンスをしてほしい、ということになりまして。できればキヨシ役の中川(大志)さんと武田さんにダンスを踊っていただきたいということで、MVでは実際に踊っていただいたんですよ。それがものすごくいいダンスだったんです。実は僕ら、どういう感じになるか本番当日まで知らなかったんですけど、さすが俳優、女優さんですね。
藤木 お二人でダンスを合わせたのが本番当日と聞いてビックリしましたね。もちろん個人個人では練習をしていたとのことだったんですけど……これマジか!って感じでした。
辻村 このダンスがうまい具合にハマっていたんですよ。MVでは全員が一緒に映る画があるんです。ダンスしている部分とメンバーが演奏している部分ですね。この場面が”衝動”にマッチしていたんです。自分たちが目指していた画が表現されていたので、楽しかったし、うれしかったですね。「こういうのが作りたかったんだ!」っていうのが出来たんです。
藤木 しかも、ダンスもサウンドに合わせた振り付けを考えてくれたんですよね。
辻村 聞いて見てくれている人たちも楽しんで踊ってくれるようなものになればいいなって思っています。
藤木 このMVはクールでかっこいいです!

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