「そこらへんの草でも食わせておけ! 埼玉県民ならそれで治る!」 『パタリロ!』魔夜峰央の“迷作”『翔んで埼玉』がヤバイと話題

2015.11.04

『パタリロ!』で知られる魔夜峰央の“迷作”『翔んで埼玉』(共に白泉社)が、宝島社から復刊されることが決まり、話題を集めている。

『翔んで埼玉』は、なにかと笑いのネタにされることが多い埼玉県をこれまでかと“ディス”ったマンガ。容姿端麗の主人公・麻実は、東京のセレブ学校へ転校するのだが、その学校は“埼玉ディス”のオンパレード。「埼玉から東京に行くには通行手形が必要」「病気になっても医務室は東京都民のもの」とされ、しまいには学校内で「埼玉狩り」が行われるほど。

 東京都民の生徒の言動もなかなかひどく、埼玉県民の生徒に対し「そこらへんの草でも食わせておけ! 埼玉県民ならそれで治る!」と言い捨てれば、「生まれも育ちも埼玉だなんて おおおぞましい」「ああいやだ! 埼玉なんて言ってるだけで口が埼玉になるわ!」と、ひたすら軽蔑。そんな東京都民がめちゃくちゃ埼玉県民を虐げるマンガ、それが『翔んで埼玉』だ。

 このマンガは、今月2日放送の『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)で紹介されると「ヤバイ」「埼玉に何の恨みが……」と、たちまち話題に。番組では、作者の魔夜峰央がインタビューに答えており、なんでも『翔んで埼玉』は魔夜峰央が所沢に住んでいた時に「埼玉県民が“いかに虐げられるか”を描いたら面白いかな」と考えついたのが描くきっかけになったのだとか。それにしても埼玉ディスが行きすぎている感じもするが、「自分が住んでるところを悪く言うのは許される。ほとんど自虐ネタ」とのこと。

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