『KOF』の新作を期待する声も!SNKプレイモア、 パチスロ事業からの撤退およびゲーム事業の体制強化を発表【ざっくりゲームニュース】

2015.11.03

――毎日発表されたゲーム関連情報の中から、注目のネタをまとめてピックアップ。ざっくりわかるゲームニュース!

SNKプレイモア公式サイトより。

 株式会社SNKプレイモアは今週2日、パチスロ事業からの撤退およびゲーム事業の体制強化を発表した。ニュースリリースによると、同社の設立以来、ゲーム開発やパチスロ開発を中心に事業を展開していたが、近年の市場環境の変化に対応するため検討を重ねた結果、今回の決定に至ったという。今後は将来の成長性が見込めるスマートフォン向けタイトル、コンシューマ向けタイトルの開発に注力するほか、『ザ・キング・オブ・ファイターズ』や『メタルスラッグ』などの海外にも人気のあるIPを活かし、ライセンスビジネスの拡大を図るとのことだ。なお今回の発表に対し、Twitter上では「またサムスピの新作を是非…基板買うから!」「KOFの新作はよおおお」「おお!中国企業に買収されたのが吉と出た感じ!」といったような、好意的なコメントが見受けられた。

 次に株式会社コナミデジタルエンタテインメントは、中国の大手インターネットサービス会社であるテンセント社と協業で、『魂斗羅』シリーズの最新作となるゲームアプリを中国市場に向けて配信すると発表した。『魂斗羅』といえば、1987年にアーケードゲームとして登場して以来、さまざまなプラットフォームで人気を博しているアクションシューティングゲームだ。最新作はiOSとAndroidの両方に対応しており、アイテム課金制となるよう。中国での反響次第となりそうだが、願わくば日本国内にもリリースしてもらいたい。

 さらに同社は、イギリスのロンドンで開催されたゲーム表彰式典「Golden Joystick Awards 2015」にて、9月に発売された『METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN』が、ジャーナリストにより選出される「Critics Choice」を受賞したと発表した。本作は日本国内でステルスゲームというジャンルを確立させた、パイオニア的作品である『METAL GEAR』シリーズの最新作で、復讐の鬼となって悪に堕ちた“ビッグボス”の物語を描いている。ちなみにコナミは今後もシリーズの制作を続けるようだが、生みの親である“小島監督”こと小島秀夫との確執、『MGSV』が実は未完成といった未確認情報も囁かれているだけに心配だ。

■今回紹介したゲーム情報関連の公式サイト・参考サイトは以下より。
・ゲーム事業の体制強化とパチスロ事業の撤退に関するお知らせ
http://www.snkplaymore.co.jp/pdf/151102_01.pdf
・コナミデジタルエンタテインメントとテンセントが協業でモバイルゲーム配信
http://www.konami-digital-entertainment.co.jp/ja/news/release/2015/1102/?cm_sp=01-_-release-_-20151102
・英国の歴史あるゲーム表彰式典で『METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN』が「Critics Choice」を受賞
http://www.konami-digital-entertainment.co.jp/ja/news/release/2015/1102_1/?cm_sp=01-_-release-_-20151102_1

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