「週刊少年ジャンプ」情報レビュー

今度の舞台は近未来都市!? 『DQMJ3』の主人公&お供のビジュアル解禁!! 【ジャンプレビュー】

2015.10.19

――発行部数約260万部(一般社団法人 日本雑誌協会発表)を誇る最強の少年マンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)。そんな「ジャンプ」の最新情報をさまざまな角度からレビュー!

「週刊少年ジャンプ」公式サイトより。

 今月19日に発売となった「週刊少年ジャンプ」(以下、「ジャンプ」)2015年47号、表紙と巻頭カラーは『暗殺教室』。来年1月放送開始のTVアニメ第2期&来年春公開となる実写映画続編が共に制作快調である旨を、カンフー映画風の見開きで伝えている。また、暗殺期限が残り1カ月に迫る本編では、烏間とイリーナ・イェラビッチ(ビッチ先生)に恋の進展が……!?

 その他、「スーパー歌舞伎II『ワンピース』」やTVアニメ『ワールドトリガー』の新章、来年のGW公開予定の劇場版『遊☆戯☆王』の登場人物&キャストの紹介をする巻頭カラーだが、中でも注目したいのはニンテンドー3DS用ソフト『DRAGON QUEST MONSTERS – Joker 3』(以下、『DQMJ3』/スクウェア・エニックス)の世界初公開情報。

『DQMJ3』は、ご存知『DQM』シリーズの完全新作。今号では“ある出来事をきっかけに、過去を失ってしまった少年(主人公)”と、“主人公を手助けしてくれるであろう、『DQMJ3』の世界に生息する原住種族”ノチェーラのビジュアルが解禁されている。主人公は、“リアクター”という魔物の分析などができる多目的装置を耳に装着し旅に出るようだ。一方、ノチェーラのほうは足が長いカエルのような生物で、シリーズのお供にピッタリのかわいらしいモンスター。同作の舞台は草原だけでなく、近未来都市もあるようなので、楽しみに続報を待とう。

『DQMJ3』のスクープで始まった今号の「ジャンプ」。掲載順は、巻頭カラーの『暗殺教室』から始まり、『ハイキュー!!』『食戟のソーマ』『火ノ丸大相撲』『僕のヒーローアカデミア』、そして休載から復活した『銀魂』……と続く。『銀魂』の作者・空知英秋氏は巻末で「御心配かけました。二週も休んだんで、一年は締切を守る自信があるようでない」と、冗談交じりにコメント。大丈夫……だと思われる。

 センターカラーは、いよいよ来月待望の単行本第1巻、さらに翌12月に第2巻が刊行される『背すじをピン! と』。全国大会の前哨戦へ向け、特訓に励む様子が描かれる。オカマっぽい部長も「あたしたちもうかうかしてられないわ…!」と動き出したので、前哨戦での華麗(?)なダンスに期待したい。

 また、今号は『斉木楠雄のΨ難』もセンターカラーで、扉絵の裏で“ギャグコマ 人気投票”の結果発表が行われた。1位は斉木の「あ~ん?」、2位は梨歩田の「世界の中心」、3位は「燃動楠雄のΨ難」と、どれも腹立つ納得のコマが選ばれている。なお、9位まで発表されているので、詳細は同誌をチェック。

 さらに、読切4連弾の第2弾、前田良平氏の『Q.E.D!!』もセンターカラー。同作は「ジャンプ」史上、最も知能指数の高い、IQ7万5千の愛玖高志(IQ高し?)が主人公のギャグマンガとなる。担当・村越氏曰く「すごい頭いいんだけど何かバカっていう人、周りにいますよね?そんな感じの漫画です!」とのことなので、周囲の友だちに当てはめて読むと、一層笑えるかも。

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