またお前か！『オオカミ少女と黒王子』映画版で山崎賢人主演決定に「さすがにウンザリ」

　八田鮎子の人気コミック『オオカミ少女と黒王子』（集英社）の実写映画化が決定、またまた山崎賢人が主演を務めることになった（もう1人の主演は二階堂ふみ）。先日お伝えした『四月は君の嘘』に続く“悲報”に、「またお前か！」と悲鳴がネット上では上がっている。

『オオカミ少女と黒王子』はアニメ化され、14年10月～12月に放送された人気作。恋愛経験ゼロの少女・篠原エリカは、「彼氏がいる」と見栄を張ってしまったことから、学校一のイケメン・佐田恭也とつき合っているフリをすることに。ところが佐田は人当たりのいい外面に反して、実はドSで腹黒。エリカはいいように振り回されることに――という学園ラブコメ。

　またもや人気の少女コミックを原作とする実写映画が発表されたが、それにしてもまた山崎賢人である。山崎は今秋から『ヒロイン失格』（9月19日公開）、『orange-オレンジ-』（12月12日公開）、『四月は君の嘘』（2016年公開）、そして『オオカミ少女と黒王子』と4作品の人気マンガ原作の主演を務めることに。

　これには原作・アニメファンからは「ほかにいないのか」「ごり押しひどすぎ」「もう見飽きた。ウンザリ」と大ブーイングとなっているが、当の山崎ファンからも「さすがに続きすぎ」「また高校生役……」「少し休ませてあげたほうがいい」と心配する声もあがるほど。

　映画製作関係者のマンガ・アニメ軽視、だけど人気原作ものに頼る脚本不足はもうわかったが、それにしても山崎祭りが続きすぎる。ドラマ『デスノート』（日本テレビ系）での演技もパッとしないし、一体なぜそこまで山崎なのか。

「事務所（スターダストプロモーション）の力ありきだと思いますけど、『連続テレビ小説 まれ』にも出演していて、幅広い層から認知されているし、やっぱり女性人気はある。『少女マンガ原作の映画で引っ張りだこになっているのは、まぁ確かに演技力はアレですけど（笑）、癖のない顔立ちなので、キャラに当てはめやすいからでしょう。イケメンだけどギラギラしたところもなく甘い雰囲気があって、王子様役も似合いますし」（TV誌ライター）

　もうしばらく山崎祭りは続きそう。『オオカミ少女と黒王子』は演技派・二階堂ふみの演技に期待しつつ、少女マンガファンは次の王子様の出現まで、耐え忍ぶしかなさそうだ。