『アイカツプラネット』舞桜がハナだとカミングアウト!第10話

アイカツプラネット! テレビ東京アニメ公式より

 とうとう舞桜がハナだとカミングアウトする回がやってきた! さすがに回りの仲良しさんが続々とアイドルになっていく中でその中でも断トツ美少女がアイドルじゃないというのは通らない話だ。

 ハナのおはなしチャンネル、というアイカツプラネットの中の番組でファンからのお悩みに答えていたハナ。恋愛の質問で、告白できなくて悩んでいるというお便りに真剣に悩みすぎてしまうハナの姿を同級生でハナファンである男子生徒も、ほほえましい気持ちで見守っていた。

 翌日学校に向かうと、舞桜がハナのカードを落としたのを拾ってしまう。どういうことなのかと尋ねようと舞桜に近寄ると、舞桜が栞に番組のゲストに来てくれないかと話しているところだった。

 舞桜がハナだと確信した男子生徒は、ハナにカードを拾ったことを伝えるが、かなり衝撃を受けた様子。舞桜も、彼がハナのファンだというのを知っていたのでその反応を見て、自分がハナであるということを知ったファンはこのようにショックを受けてしまうのではないかと不安を覚えてしまう。

 とりあえず彼には秘密にしておいてもらうように頼み大事には至らなかったが、ハナの秘密を知る人が現れてしまった。

 もともと、ハナの中の人が変わったことは後日関係者やマスコミを招いて記者会見を開くことが予定されていた。だが、たった一人のファンの反応でこれだけの動揺を促すのなら多数の人に告白したら一体どうなってしまうのだろうか。

 仲間たちの前でその不安を吐露すると、みなが舞桜に寄り添ってくれる。響子も自分がビートだと公表したときにはがっかりしたという反応もあったという。だが彼女は人それぞれ感じ方があるのだからそれでいいと思う、と話した。栞も、親友の舞桜がどんなことでも打ち明けてくれるのがうれしいのだから、ファンだって同じ気持ちのはずだと伝えてくれる。

 それを聞いて、舞桜は改めてファンには自分の口から自分がハナになったことを伝えたいと決意する。

 その決意をいずみに相談することにした舞桜。今度開かれるファンイベントで自分の口からファンにハナが舞桜であることを告白したいとお願いする。それは自分を応援してくれるファンに一番に伝えたいという舞桜の気持ちだ。その舞桜の真摯な気持ちに動かされ、いずみもOKを出す。

 いずみからのOKをもらい、舞桜は改めていいイベントにしたいと練習に熱を入れる。ゲスト出演してもらう栞とともにダンスに歌に体力づくりにと励む舞桜。その舞桜の姿を、秘密を知ってしまった同級生も遠くから見つめていた。

 このダイジェストのときの練習している舞桜が最高にかわいかった。本当にキラッキラの美少女すぎて怖いくらいだ。本当によくここまでかわいい子見つけてきたな、というくらいかわいい。同級生男子、ハナが好きとかいってるけどこんなかわいい同級生いて健気に頑張ってる姿みたら好きになっちゃうだろ。っていうかこの学校の顔面偏差値の高さが恐ろしい。普通の私立の学校なのに芸能学科なのかというくらいにアイドルがいっぱいいる。二次元だけじゃなく現実でも完璧な顔面力である。

 そしてとうとうイベント当日。ここでハナだと告白すると決めているのでいつもよりもかなり緊張している様子のハナ。栞も実はアイカツプラネットにアイドルとして舞桜といくのは初めてで緊張しているのだと告げると、お揃いの緊張だと少しほぐれて向かえたようだ。

 ハナのイベントは「おハナし会」たくさんのファンが集まった和やかなイベントだ。イベントにはキューピッドたちも招待されており、ハナの事を知らないながらも大事な人たちには聞いてもらいたいと思っているようだ。

 舞桜らしさ前回のイベントをみて、いずみは栞たちに、元のイベントとの違いを語る。前ハナだった明咲のときは華やかで圧倒的で息をのむイベントだったという。それはファンの雰囲気が変わったのではなく、舞桜のハナだからイベントの雰囲気も変わったのだ。

 舞桜になって離れて行ってしまったファンも確かにいる。だが、新しく舞桜のハナを見てファンになった人もたくさんいるのだ。

 イベントも後半戦になり、とうとう告白の時間がやってきた。震える手でマイクを握りファンの前に立つハナ。自分は音羽舞桜であり明咲から変わってハナになったことを伝える。やはり場内は騒然となるが、そこにいずみも登壇し、詳細を説明する。

 明咲がハナをやめたいと言い出し、それによってハナがいなくなることでファンを悲しませたくなく、そのために舞桜に新しいハナになってもらったこと、記者会見の用意ができるまで本人に口止めしていたのも事務所判断だったこと。ファンのみんなを驚かせた責任はマネージャーの自分にあることを伝え謝罪した。

 明咲が積み上げてきたハナのランキングのポイントは返上し、また0から舞桜のハナとして頑張っていくことも明言した。

 自分がハナだということを告白することで、ファンが傷ついたり嫌われてしまうのが怖いと思ったこと、だけど直接伝えたいと思ったことを伝え今のハナのステージを見てほしい、と親友のシオリとユニットステージを披露した。

 今までのバトルステージとは違い、どっちもドレスチェンジがあって曲も仲良しでハッピーなテイストでめちゃくちゃかわいかった。

 このステージは観客にも大好評で、新しいハナのいいスタートが切れたようだ。ハナの番組にお便りを送っていたファンも見ていたようで、ハナの告白をみて自分も勇気をだそうと思えたようだ。

 さらに同級生男子と思しき男性ファンも、「前のハナのファンだったけど舞桜のハナも応援してる」と言ってくれた。

 翌日は朝からハナの正体がニュースになり家族にも衝撃を与えていた。さらに学校でもハナのことで大騒ぎ。みんなが新しいハナとして舞桜のことを応援すると声をかけてくれた。

 公になった舞桜=ハナ。 肩の荷が一つ降りたけれど、ランキングが0になったこととかが今後何か壁になったりするのだろうか。次回も楽しみだ。

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