TVアニメ『ミュークルドリーミー』雪が降る日はちょっとドキドキ?第40話

ミュークルドリーミー テレビ東京アニメ公式より

 みゅーちゃんがやってきて初めての雪。雪が降ってきたことで浮かれるが、積もったら明日以降が大変だ。窓越しに朝陽やれいくんと明日のことを話しながら雪を楽しんでいた。

 予想通り、雪はつもり学校にいくにも大変な状況に。ゆめちゃんの通学路には急な坂があるため、つるつると滑っていってしまう。滑り落ちていく先に朝陽がいたことで受け止めてもらえたが、一緒に坂下まで落ちていってしまう。

 ここでちょっとドキドキする展開が起こるかと思ったけど別に抱き着いたりとかもなく、朝陽が雪だるまにつっこんで滑り終わってしまう。もっと幼馴染にも進展が欲しいと思ってしまう勢には寸止めされたような気持ちになってしまう。

 とにかくたくさん積もった雪にテンションがあがる面々。登校前にまいらちゃんやときわちゃん、ことこ先輩たちも集まり一緒に登校することに。公園の前を通りかかるとときわちゃんの弟の寛太と健太が雪に興奮してかけていった。いつ見てもそっくりな寛太と健太。ことこ先輩は少しずつどっちがどっちかわかってきたようだ。

 今回はこの二人がメインの回だ。ときわちゃんよりも弟の方がメイン回が多いような……。

 放課後も二人は公園で雪遊びに夢中に。雪だるまを作るために奮闘する彼らを目撃したゆめちゃんたちも触発されて、中学生組はかまくらを作ることに。かまくらをしらなかったみゅーちゃんたちは、情報をもたずにイメージするかまくらを作ってみることに。

 ときわちゃんがかまくらづくりに含蓄があったらしく、男手として朝陽に指示をだしかなり立派なかまくらが完成した。みゅーちゃんたちは結局枕とかばを作り、本物のかまくらを見て全く違うことに驚いていた。みんなでかまくらの中でおしるこを食べるなど雪遊びを満喫する面々。

 寛太と健太はカンカンという大きな雪だるまを作成した。カンカンの相棒としてケンケンという雪だるまをもう一個作ろうと思っていたのだが手をつけようとしたところで夕焼けチャイムが鳴ってしまう。このまま作り続けると暗くなってしまう、と双子を説得し、明日続きを作ろうという話になりその日はみんな帰宅することに。

 だが翌日になるとケンタが風邪をひいて寝込んでしまう。雪でもっと遊びたいと思っていただけにガッカリしてしまうのだが、とにかく体を治すことが先決だ。夢の中で、カンカンはお友達にかばや枕がいるから心配しなくていいよ、と健太に優しく話かけてくれる。おかげで健太は焦ることなく熱を下げることに集中して休むことができた。

 翌日には熱も下がり元気になった健太はまた雪で遊べる! と意気込んで外を見たが1日空いたためか雪はほぼ溶けてしまっていた。作っていたカンカンも溶けてしまっていた。それを見て、自分のせいで雪が溶けてしまったのだと落ち込んでしまう。

 その落ち込んでいる様子がゆに様に見つかってしまい、そのブラックスキームにブラックアビスを埋め込まれてしまう。

 落ち込み、ブラックアビスが埋め込まれた健太は語彙が「にゅい」とつき、必要以上に雪が溶けたことを自分のせいにしてしまう。カンカンとケンケンに会いたいと無理なことを駄々をこね始め、あきらかに普通の状態じゃない。

 そこにタイミングよくゆめちゃんたちが現れ、彼の夢の中に入ることに。夢の中は雪の国であの時につくれなかったケンケンがいるかもしれないと探し始めた。だがケンケンは作られていないからいないと知ってまた泣いてしまうなど彼の情緒はかなり不安定な様子。これは絶対にゆに様のせいだと確信を深めると、ゆに様は姿を現しドライヤーで唐辛子とにんにくの香りを送るという地味に迷惑な嫌がらせを行ってきた。

 だがミュークルステッキで無事に回避。さらに寛太も健太の夢の中に現れ、意地悪をするゆに様をパンチでやっつけてしまう。

 いつでも一緒な寛太と健太。夢の中でも二人は一緒だ。今回はケンケンは会えなかったが、今は会えなくてもまたいつか会うことができるはずだと励ましてくれたことで、健太も納得できたようだ。

 一件落着してみんなで和気あいあいとしていたところを、物陰から杉山先輩が見ているのをまたしても朝陽が発見してしまう。毎回朝陽だけが杉山先輩の不思議な動きに気付いているのがこれからの話の伏線になっていくのかと思うと震える……。 

 次回はバレンタイン回。朝陽はゆめちゃんからチョコがもらえるのか!? 二人の関係に何か進展はあるのだろうか。

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