TVアニメ『怪物事変』夏羽の持つ命結石の秘密とは？第3話

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　穏神事務所のメンバーとなった夏羽。新メンバー加入ということで、穏神と親交のある飯生という女性に挨拶をしてこいと言われる。狐の怪物で警察の権力を握っている飯生には、探偵事務所としてお世話になることも多いという。念のために、と穏神は夏羽にお守りを手渡し、彼らを送り出した。

　目的の警察署に到着するも、受付で飯生と約束があると伝えるが信じてもらえない。だが、少女が夏羽を探しに来たことで話が進む。紺という少女は夏羽だけを連れて飯生の元へ連れていくという。夏羽は黙って紺についていき、飯生と対面する。

　飯生は夏羽の持つ命結石のことを知っているようだ。彼女曰く、命結石はかなり珍しいもので、なかなか見ることができないらしい。だからそれを近くで見せてほしい、とねだる。見せるだけなら、と夏羽も特に警戒せずにそれを渡す。

　すると飯生は夏羽にこの石が何なのか知っているかを尋ねてくる。夏羽は渇きを防ぐことくらいしか、知っていることがないと答える。飯生曰く、怪物は人間の精神・肉体・感情・五感などを糧にして生きている。だが、この石があれば糧である人間はいらなくなるという。

　そう言うが早いか、飯生は夏羽の首をはねてしまう。首を回収し、残った体は処分するようにと命じる。飯生はアタッシュケースに夏羽の首をしまい紺に渡す。飯生は紺に後始末を全て任せ、命結石について調べるためにさっさと帰宅してしまう。

　紺は飯生に言われた通り、夏羽に変身して織たちの前に現れる。しかし、織が飯生の悪口を言ったことで、怒りに震えて狐の姿が出てしまう。

　正体がバレては仕方ない、と紺は織たちを殺すことを決意。

　チャンスをうかがい、紺が持っていたアタッシュケースを織の蜘蛛の糸で奪う事に成功。これを取り上げられたら困るだろう、と脅しながら中を開いてみると夏羽の生首が。そのショックで晶は失神してしまう。しかし夏羽は首だけになっても意識があるため普通に話をしてくる。

　織は倒れた晶と生首の夏羽を抱えて、紺に気づかれないように移動する。夏羽は織に自分を紺に向かって投げろと言ってくる。どうなっても知らないぞ、と言われた通り夏羽を紺に向けて投げつける。夏羽は紺の肩にかぶりつき、ダメージを与える。なんとか警察署から脱出すると、夏羽の体が再生した。

　するとそこにタイミングを見計らったかのように穏神がやってくる。彼は飯生の企みを見越して、いざとなったら乗り込むつもりでいたらしい。車に入ると、夏羽にお守りはどうなったかを聞いてきた。お守りは飯生に奪われたと話すが、そのお守りは穏神がすり替えた偽物の命結石だったのだ。

　一方、そうとは知らずにタクシーで移動中の飯生。気づくと手の中の命結石は狸の置物に変化してしまう。それを見ていたかのように、穏神から電話が。冗談のような口ぶりで、命結石を奪おうとするなら今度は自分が相手になる、と宣戦布告をするのだった。

　夏羽の歓迎会も兼ねて皆で食事をして帰ることに。帰宅すると、事務所の前に紺が現れた。飯生から頼まれた任務を失敗させるわけにはいかないと、ここまでやってきたらしい。だがだいぶ腹をすかせていたようで、夏羽に飛びかかる前に倒れてしまう。穏神は彼女を連れ帰り、ピザを食べさせてやる。

　紺との決着もつかないうちに、事務所に新たな依頼人がやってくる。果たして、この依頼人はどんな事件を運んでくるのか。