TVアニメ『弱キャラ友崎くん』風香ちゃんと急接近した第3話

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　日南に、センスや経験が全くない友崎でも簡単に服がコーディネートできる裏技を教えてもらうことになった。目当ての服屋で、日南はマネキンを指し、これは店員が数人がかりで売れそうなコーディネートを考え作られているため、そのまま買えば、おしゃれな人になれるという。

　サイズに合ったものを購入すると、美容院に行く前にランチに。食事が来るまでの間、友崎はICレコーダーで録音していた自分の声を聞き、衝撃を受ける。友崎は言葉に頼りすぎる節があり、相槌をうつにも「なるほど」や「そうか」と言葉を変えるがトーンが同じであるためボソボソとして聞こえるようだ。

　ふたりで反省点や課題について議論していると、同じクラスの菊池風香が食事を運んできた。バイトしているようだ。風香はまっさきに友崎とも言葉を交わして、そのまま業務に戻る。このやり取りを見て日南は、彼女が友崎の人生ゲームの中で最初の攻略ヒロインであることを確信する。

　買い物と美容室を終えて家に帰ると、妹とからも「脱オタの本でも読んだ？」と尋ねられたのだ。これは、日南の小さな目標の一つである身内からその変化に気付かれることを達成したということだった。

　そして一つ課題をクリアしたら新しい課題が生まれる。次は「日南以外の上司と学校以外の場所へ出かける」こと。さらに「泉優鈴に毎日2回以上話しかける」という目標も設定された。

　同じクラスで隣の席なので、共通する話題は有りそうだが、中々に難しくあえなく失敗。日南から今後も挑戦しろと言われるも会話は中々続かない。

　図書館でうなだれている友崎のもとに、そこに風香が現れ、彼がいつも開いている本の作者を自分も好きなのだと語り出す。友崎はその本のページを適当に開いていただけで全く読んでいないが、風香は本の話をするのが嬉しいようで無下にできない。

　風香は、友崎に自分も小説を書いていることを打ち明け、ぜひ読んでほしいと頼み込む。うまく断ることもできずにOKしてしまい、どうしたらいいかを日南に相談することに。これは脈があるだろうと日南は判断するが、友崎は本が好きなわけではないのに勘違いさせたままでいることに罪悪感を覚えていた。

　風香のことにかかりきりで、優鈴への課題は失敗したと不安がる友崎だったが、日南の中ではちゃんと実行できていたから成功という扱いになっていたようだ。

　日南とのミーティングも終わり帰宅しようとした友崎。彼は下駄箱の先でどこかしょんぼりした様子の優鈴の姿を見つける。もう課題は終了したので彼女に話しかける必要はないのだが、つい話しかけると、優鈴から「アタファミを教えて」とお願いされてしまい……!?

　優鈴はいったいなぜ友崎からアタファミを教えてもらいたいのか、次回も楽しみだ。