TVアニメ『バック・アロウ』新しい村は城艦？第3話

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　全体的にどこかレトロな雰囲気をまとうこの作品。展開も王道でシンプル。ロボ・熱血モノが好きだったら間違いない作品と言えそうだ。

　村が崩壊してしまったエッジャ村では、城艦を見たアロウがこれを使って壁の外に行こうとしていた。だが村がなくなったのにそんな場合じゃないとエルシャに一喝される。

　その間、村を襲いにきたタイロンとビットがそこで話し合いを行い、その結果、アロウをイキ合愁国に引き渡すことを決めてしまう。合愁国の言い分は、リュート卿和国までアロウを引き渡した暁には村に新しい土地を授けてくれるというものだった。

　アロウは村のみんなのためなら捕まったままでいいと受け入れる。だが、服従よりも外に出て自分たちで住処を見つけたらどうだと伝えるが、それはアロウの欲望を押し付けているだけだとエルシャに叱責される。しかし、彼は自分をごまかさないということだけはしっかりと貫き通そうとしていた。

　エルシャは合愁国に彼を引き渡すために城艦を出発させる。新しい住処を求めて大統領と合流する村の面々。ビットはそこで、自らを軍に入れてほしいと志願し、村を出ることを選択する。

　残りの村人は豊かな大地を与えられると言われ、城艦に乗ってその地を目指すことに。飛び立つ城艦に祝砲を送ってやれ、と城艦に向けて大砲を発射する大統領。最初からエッジャ村に新しい地など用意しておらず、存在をなかったことにするつもりだったのだ。

　真相を知ったビットは、恥を忍んでアロウに協力を求める。アロウはエルシャたちと協力してタイロンを倒すことに。アタリーも善戦し、エルシャとアロウの攻撃が勝負を決めた。
　
　エッジャ村側の圧勝となったが、大統領はこれ以上村に関わらないかわりにこの国を出ていってくれと言いだした。国に捨てられるということに村長たちは衝撃をうけたようだが、戦いを経て考えが変わったエルシャの言葉で、村が国を捨てることを決断。

　国を出れば世界の広さがわかる。そのために城艦をしばらくの村とすることに。城艦は「フライエッジャ」と名付けられ、彼らの旅は始まった。これからどんな冒険が待っているのか楽しみだ。