TVアニメ『怪物事変』虫が全身を覆うショッキングな第2話

TVアニメ『怪物事変』公式サイト

 隠神の事務所で出会った年恰好が夏羽と近そうな少年二人、織と晶。彼らも隠神の探偵事務所の従業員なのだそうだ。隠神は夏羽にもここで働かないかと誘いをかけた。

 だがなかなか上手くコミュニケーションを取ることができないためかどこか事務所内の空気がよくない。その後、隠神は火羽、織、晶を車にのせ、急ぎの仕事に向かった。現場のアパートには警察も詰めかけ、周囲はかなりの人だかり。隠神は警察に許可を取り内部に入る。

 現場を見てみると、被害にあったと思われる主婦のような方の体に虫がびっしりと止まっている。隠神いわく、その虫は三尸虫。普段は寝ているときにちょっと皮膚をかじる程度だが、この部屋には虫の好物があるため大量発生したようだ。

 その好物をこの部屋から取り除けば100%駆除できるという。だが虫に覆われている人間たちが助かるかは五分五分だと隠神は救助隊に説明。それを聞いていた被害女性の子どもたちはどうか助けてくださいと泣きながら頭を下げる。

 織は、ら自分の力を使えば簡単にできるはず、と立候補。蜘蛛(アラクネ)を母に持つ織は蜘蛛の糸を自在に操ることが出来る。部屋に糸を張り巡らせ、虫たちが身動きできないようにして好物を回収する作戦。だが虫たちは蜘蛛の糸すら食べてしまった。

 今度は夏羽が手を挙げる。何かを準備することもなく、部屋に踏み込んだ夏羽。虫たちが襲いかかってくるが、夏羽には痛覚がなく、また恐怖や嫌悪という感情もない。平然と任務を全うした。

 部屋の中央にあった好物を発見し、指示された通りに両手で高く掲げると虫は一気に姿を消す。虫に覆われていたが被害者たちの命に別状はないようだ。

 一件落着となり現場から帰宅の準備をしていると、被害者の息子たちが隠神に御礼に来た。今回の事件の原因になったのはスニーカー。三尸虫の好物は「罪悪感」。隠神は、この靴が盗品であることを見抜き、礼を言いに来た息子に、「悪さをしなければもうあの虫は出てこない」と告げる。

 人間の家族の絆の強さが感じられる事件を見た帰り道、夏羽はこの仕事を手伝っていれば自分は両親に会えるだろうかと隠神に訪ねる。隠神が改めて夏羽に「両親に会いたいか?」と聞くと、夏羽ははっきりと「会いたい」とこたえた。こうして正式に隠神の元で働くことが決定した。

 織たちも今回の働きで夏羽のことを見直したらしく、自分たちの部屋にハンモックをつけて寝床をつくってやるなど仲間として認めてくれたらしい。まだ不明点も多いが次回以降も楽しみだ。

TVアニメ『怪物事変』虫が全身を覆うショッキングな第2話のページです。おたぽるは、アニメ作品レビューの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!