TVアニメ『ミュークルドリーミー』杉山先輩が闇落ちした理由とは？第37話

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　とうとうやってきたサブタイトル「杉山先輩のひみつ」。初期からなんでもできちゃうイケメン先輩というポジションを確立するも、中盤から敵側に。その理由がついに明かされる。

　冬休みも開けて新学会がスタート。ゆめちゃんたちのクラスは初夢の話題で盛り上がっていた。ゆめちゃんの夢は、ドリーミーストーンを全部集めて一つだけお願い事をかなえてもらう権利を手に入れる、こと。だが、ドリーミーストーンを集め終わったその時、みゅーちゃんはドリーミーパートナーを卒業、すなわちお別れすることになる。

　そんな夢が正夢になってほしくないゆめちゃん。何度も同じ夢を見たため、いつものように振る舞えなくなっていってしまった。本来ならば、ふたりでするきゅーちゃんの散歩もひとり。その途中でまたも夢のことを考えて、落ち込んでしまう。

　ゆめちゃんは、朝陽達が相談に乗ってくれようとしてもやはりみゅーちゃんがドリームパートナーを卒業するかもしれないということを話す気にはなれなかった。朝陽達も無理強いはせず、話したくなったらいつでも言えよ、と言葉をかける。優しい。するとそこに百合先輩が通りかかる。

　百合先輩は先ほど杉山先輩にあって、弟が来月帰ってくることを二人に明かす。杉山先輩に弟がいた、ということを知らなかったゆめちゃんと朝陽。そしてこの話をこっそり聞いていたゆに様たち。

　さらにその弟は日本では小6の年齢。IQ250以上の超天才児で、幼稚園に通う傍らに作ったプログラムが絶賛され、アメリカの大学にスカウトされ渡米。大統領のアドバイザーなどもこなしているという。

　この話を聞いた夜。夜中にゆに様たちは杉山先輩のうなされている声で目を覚ます。かなり苦しんでいる様子のご主人様を助けるために彼らは夢の中に入る。杉山先輩はいくら努力して成果を出しても、優秀すぎる弟ばかり優遇される境遇に悩んでいた。

　それを目の当たりにしたゆに様は杉山先輩を助けるべく動こうとするも、悪夢の女王様に、苦しめば苦しむほどパワーが強くなり、悪夢の種が芽を出すはずだと停められてしまう。

　苦しみが頂点に達したのか先輩は仮面をつけたなにか変貌。女王から、自分に忠誠を誓えば弟にも負けない無数のパワーを与えると告げられた先輩はそれに従ってしまう。翌日目を覚ました先輩は、ゆに様たちがよく知る先輩とはどこか別の人のようだった。

　一方、ゆめちゃんはみゅーちゃんがいなくなる未来への不安に押しつぶされそうになっていた。お空の上の女王様もこの様子を見て嫌な予感を感じていた。

　全体的に不穏な空気が蔓延してきてしまった。ゆめちゃんとみゅーちゃんの別離。そして杉山先輩の闇落ち。

　はやくみんなが笑いあえる展開がやってくるように願いながら次回を楽しみにしたい。