TVアニメ『弱キャラ友崎くん』会話を上手くつなげるコツとは?第2話

TVアニメ「弱キャラ友崎くん」公式サイトより

 早速日南から課題が出された友崎。最初の課題は、学校の女子三人に話しかけること。まずは隣の席に座っている泉優錫にティシュを借りることにした。だが残念ながら彼女はティッシュを持っておらずその後ろの席の菊池風香に借りる。そしてそのまま盛大に鼻をチーン。

 お次の相手は、移動教室で隣の席になる「みみみ」こと七海みなみ。彼女は日南とも仲が良く、明るく可愛くクラスの中でもかなりの中心人物だ。日南が近くにいるときに話す予定がその前に七海と遭遇。話しかけられた。友崎の話し方が七海のツボに入ったらしいが、その場の雰囲気も多分に影響していたので全く理解してもらえない。しかもそのメンバーの中には、友崎に以前ゲームで負けた中村もいて、少し不穏な雰囲気に。

 だが、そこに日南が間に入り、一気に場が和む。そして夏林花火も会話に加わったことで、本日の課題だった「女子3人に話しかける」は一応クリアとなった。

 放課後、日南と反省会。一日を振り返り、友崎は自分の会話の下手さを痛感。初日にしてはOKだったという評価が下されたが、女子の前で鼻をかんでいたことはやはり厳しく注意された。

 そして友崎は、今日話した女性たちについて教えてもらう。さらに一日の間に何度か日南と行動を共にし七海や夏林、そして彼女と仲のいい男子と会話をすることを指示される。これを今週いっぱい続けることは、中くらいの目標である彼女を作る、に必要なプロセスなのだと説明を受ける。

 そして下校中に積極的に会話に参加するもやはりどこかずれてしまっているように感じる友崎。日南がフォローしてくれるおかげでなんとか浮いたりはしていないが、まだまだ難しい。だが、同じ駅を使っている七海とはふたりっきりながら、会話が途切れることはなかった。彼女が友崎を面白がっているからだ。

 七海は友崎と日南の関係を怪しんでくる。もちろん本当の関係を話すことは出来ない。自分とは釣り合わないなどと逃げていると、暗いと指摘されるなどなんとか七海と二人きりでの会話を乗り切きった。

 その後、日南は七海から話をきいたのか、友崎は自分の考えをそのまま話すが得意なタイプなのだと指摘。それが普通のことだと考えていた友崎は、七海のように折れるのが得意なタイプは自分の考えを話すのが苦手なタイプだと言われ、自分の考えを話すが得意ということが自分の武器になることを知る。

 さらにこれを踏まえて、気付いたことは会話には役割分担があるということ。七海は新しい話題を出すことが多く、日南や夏林はその話題を広げるなど分担しながら会話が行われていることを発見した。 

 また話題を広げる人は多いけれど、新しい話題を出すのは日南や七海だなど決まったメンバーであることにも気づいた。どうすればそれらがうまくなるのか。これが今後の課題であると、友崎は自分で発見した。

 話題を広げること、話題の提供の練習をするために、と日南は単語帳を友崎に差し出す。その単語帳には周りの友人たちに関するトピックスがびっしりと書き込まれていた。確かにこれを覚えていればそれぞれと一緒にいるときに会話に困ることはなさそうだ。さらに、ICレコーダーを取り出す。会話を録音し、自分の話しぶりを聞いてみるといいとアドバイス。

 すごく実践的な方法を提案してくれる日南だが、まだまだ高校生で自分だって固有関係で悩むことも多そうな年ごろなのに的確すぎる。大人になってもコミュ障だと感じている人が見ると色々刺さるところが多いが、友崎くんがどんな成長を遂げるようになるかは見守っていきたいところだ。

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