TVアニメ『IDOLY PRIDE』苦楽をともにした最愛のアイドルが幽霊に？第1話

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　主人公は牧野航平。彼が高校生の時の同級生、長瀬麻奈からアイドルになりたいので、牧野にはマネージャーをやってもらいたいお願いされるところから物語はスタート。

　事情は不明なものの、とりあえず牧野は彼女をスカウトしたという事務所にマネージャーとしての面接を受けに行くことになった。だが、麻奈がこの事務所に入る条件が牧野をマネージャーとして雇う事だったため、即座に採用決定。こうして、夢が走り出した。

　この世界にはヴィーナスプログラムというアイドルのランクをつけるシステムがある。ライブやパフォーマンスをAIがリアルタイムで判定し、結果がだされるのだが、二人はとにかくこのランクを徐々に、だが確実に上げていった。そしてランクがSに上がったころ、二人は高校を卒業。牧野も進学はせず、マネージャーとして正式に事務所に就職した。

　学校も卒業し、アイドルに本腰を入れることになった麻奈は「第14回ネクストビーナスグランプリ」にエントリー。これで勝ちあがれば一気にトップの仲間入りができる。同じ事務所でほぼ同期の遙子と共に、ファイナルに進むことが決定した。

　決勝当日、牧野は所用があり後から会場入りすることに。麻奈はひとりでタクシーに乗って向かったのだが、現場に向かう途中事故。麻奈はそのまま帰らぬ人となり、ネクストビーナスグランプリは中止となってしまった。

　それから時が経ち、牧野は未だに麻奈のいない星見プロでマネージャーとして働いている。遙子もまだ所属しているが中々売れていないようだ。未だ麻奈が亡くなったことを受け入れられていない牧野は夜中、思い出のつまった学校をふらりと訪れる。

　そこで麻奈の幽霊と遭遇。牧野に取り憑いたのか、彼と行動をともにして、マネージャー業務に横から口を出すなどするようになったようだ。今日はオーディション。一体どんなアイドルの卵たちがやってくるのか。

　男性マネージャー目線で物語が進行し、メインヒロインが死んでさらに幽霊として出てきて複数のアイドルを一緒に成長させていく、という感じなのだろうか。なるほど確かに新しい。次回以降の展開に期待したい。