TVアニメ『EX-ARM エクスアーム』内容よりも作画崩壊に目がいってしまう!?第1話

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　これはかなりの問題作が生まれてしまった。見ている間中「え？え？　大丈夫？　本当に？」と心配の声がリアルに口から洩れてしまった。
　
　メインビジュアルを見てほしい。この作画がアニメになったらさぞすごいんだろうなぁという期待をさそうビジュアルだ。だが、最初のシーンからその期待は打ち砕かれる。

　最近多いCGアニメかと思いきや、それとは明らかに違う動き。カクカク、といびつに動くためはじめのアクションシーンに迫力が全く感じられない。

　時は2014年。主人公のアキラはコンビニに出向いた際に絡まれている女子を助けようとして事故にあってしまう。

　それから16年年後。二人の女性が何かから逃げている。ここも1話目にして作画崩壊甚だしい。とりあえずそれは置いておこう。なんでも彼女たちは警察で、トランクを回収するのが仕事。だが、隠れた船が出航してしまい、逃げ道を失った。

　取りにきたトランクがすごい武器であると聞きかじっていたふたりは起動させて、局面打開を試みる。その中にはアキラの脳みそが入っていた。結局この脳みそが、警察のボディを操作し、追っ手を撃破したのだが︙…。

　
　普段私たちが目にしているアニメがいかにクオリティが高いのか、ということを改めて思い知った。1話目でこれでは次回以降よくなる兆しは全く見えない。アイキャッチやエンディングで映る原作イラストが美麗だけに本当にもったいない限りだ。