TVアニメ『ひぐらしのなく頃に』羽入が消えて本当にひとりぼっちになってしまった第14話

TVアニメ「ひぐらしのなく頃に」公式サイトより

 沙都子と圭一が綿流しの祭りが終わっても戻ってこないも、そろそろ解散する雰囲気に。

 そのとき、大石が現れた。血走った目に、手には金属バッドを抱えて梨花を探してやってきた。周りの大人たちはもちろん彼女をかばうも、大石は銃を向け、ためらいもなく引き金を引いてしまう。

 突然の銃弾にその場は騒然とする。大石は梨花の首を絞めながら、「オヤシロ様の祟りの正体がわかった」と言い、それが全て梨花のせいであると断言。

 魅音が園崎家の当主として話を聞くと間に入る。だが、大石は聞く耳を持たず、銃を向ける。まず、魅音をかばった詩音が凶弾に倒れた。そして助けられた魅音も、レナに圭一達のことを頼むと言い残し、撃たれた。

 目の前で親友たちが無惨に死んでいく光景を見せられ、全てを諦めてしまう梨花。大石はその彼女を狂ったように金属バッドで滅多打ちにする。そこに、惨劇を終えた沙都子も戻ってっくる。

 梨花の記憶はそこまで。その後に沙都子も亡くなったことは知る由もない。梨花は、カケラが散らばる空間に戻ってきた。そこでは羽生がさみし気に微笑んでいた。今まで殺されたあとは自分がどうして死んだのか、誰が犯人なのかを思い出すことは出来なかった。

 だが今回は大石にやられたということを明確に覚えている。それは羽生が今残っている全ての力を総動員して一時的に修復したからだというのだ。今まで100年もの長い間、雛見沢を生きてきた梨花に、羽生が最後に残せるものがこれだったのだ。

 今回は今までと違っていた。回避すべきポイントを抑えていたはずなのに、必ず惨劇は起き、梨花は毎回殺されてしまう。だが、記憶をなくさなくなることで、何かがまた変わることはできるのだろうか。

 何度も何度も理由もわからず惨劇を繰り返してきた梨花。しかも、最後の力を振り絞った羽入も消えそうになっている。

 羽生はただただ寂しそうに笑うだけ。彼女は、教えたくなかったけれどと前置きをして梨花に剣・鬼狩柳桜が祭具殿の立像の中に埋め込まれていること伝える。これはオヤシロ様にまつわる宝の中で一番重要な力を持ち、死が新たな世界の始まりでしかない繰り返す者を…殺すことができるという。

 だが、残酷にも朝はやってくる。梨花はもう何度目かわからない。だけど羽生のいない1983年の雛見沢に舞い戻ってきてしまった。自分の家で泣きながら目覚めた梨花を沙都子は心配してくれるが、梨花は怖い夢をみたといってごまかす。

 その日は休日だったが魅音から部活の誘いがあり、梨花は渋ったが参加することになってしまう。元気がない梨花を慮って魅音はゲームの選択権を梨花にゆだねてくれた。梨花は鬼ごっこを希望する。

 さらにこの鬼ごっこは梨花の考案した珍しいルールだ。隠れるのは梨花一人だけ。タムリミットは日が暮れるまで。範囲は雛見沢全体だ。

 梨花は「誰も見つけられなかったら家に帰ってしまう」と言い切って先に隠れに行ってしまう。この強気な発言に部活メンバーも火をつけてそれぞれが心当たりある場所へと探しに出向いた。

 みなの必死の捜索を尻目に、梨花は祭具殿に行く。羽生にいわれた剣を取るためだ。だが取オヤシロ様の立像のにはなにも入っていない。悪態をつきながら、一応胴体部分に繋がっている穴に手を伸ばす梨花。すると、その中には噂の剣の小さなかけらのようなものを見つけることが出来た。

 かけらでも、命を奪うことは出来る。このかけらを使えば梨花は自分のループする運命を終わらせることが出来るのだ。首に刃を当て、いつでも手をひけるところに当てた。だが、その時圭一達が梨花を探しに来た声が聞こえてきた。

 あと5回だけ。あと5回だけ頑張ってダメだったらその時はこのカケラを使おう。そう梨花は決心を固めるのだった。

 少しでも早く梨花ちゃんが救出できるルートに進むことを願ってやまない。

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