TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』止まっていた歯車が激しく回りだした第39話

TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』オフィシャルサイトより

 待望の2期2クール目! 期間があいてしまってもそのままスタート。かなり気になるところで前回終わっていたのだけれど今回も最初から情報量の洪水が襲ってくる。怒涛の展開だ。

 オットーがスバルを殴った。自分を頼れ、と言えるだけの信頼関係がいつの間にかしっかりと出来上がっている。スバルはこれまでの経緯を全て話したようだ。

 オットーに話したことで踏ん切りがついたのか、スバルはそのままロズワールの元へ行き、賭けを提案。自分とロズワールの願いをチップに、改めてスバルはロズワールに手を貸してほしいと伝える。

 スバルはこの盤面で全てを仕組んだのがこの男であることを知りながら、全て救うと豪語する。そして、それが達成されたあかつきには再度、エミリアが王になるために力を貸すように迫る。

 ロズワールのことを許す気はない。だが、それも全て含んだ上での発言だ。ロズワールは聖域の雪も、館の襲撃も3日後であることをスバルに教え、お互い正々堂々と立ち向かうことを誓ってくれた。

 これで、一つ目の関門はクリア。ロズワールの直接の部下であるラムは彼を裏切ることはしない。だが、スバルは「絶対なんてない」と考え、ラムに意見を求めると『エミリアが躓く理由に本人が気づけていないのでは?』と言われる。その真意はまだわからない。

 まだピースは足りない。それぞれと対話をする必要がある。スバルは次にリューズの元へと足を運んだ。

 そこでリューズが魔水晶を見守る複製体であることを知る。複製体は4体いるといい、今目の前にいるのはリューズ・アルマ。以前出会ったリューズはビルマ。彼女たちは人体ではなくオドにマナを纏わせて動くという。

 そして見守るものとしての禁忌を犯し、今は森に棲んでいるシーマの存在を教えられる。シーマが、ガーフィールの家族、彼と母親との別れの記憶を持っているのだという。この時の記憶が、ガーフィールを突き動かす理由になっているのかもしれない。スバルはこのシーマに話を聞かなければならなそうだ。

 スバルはリューズの元からエミリアの元へ。彼女は眠ることができずにベッドの側でうずくまっていた。そんな彼女にスバルは試練で何を見たのかを話してもらいたいと真摯に頼み込む。頼りになるかはわからない。力になれるのかもわからない。だけど一緒にエミリアの敵と闘う資格が欲しい、と伝えるスバルに、エミリアは少しずつ語り始める。

 自分が見たのは過去。森で氷漬けにされたエミリアをパックが救出。だが仲間たちは凍ったまま、彼らが目を覚まをずっとパックと一緒に待っていた。だが、そんな日は来ず彼女は森を出る決断をし、王戦に参加したのだ。

 ロズワールがそそのかしたからだ。エミリアは個人的な理由で王戦参加を決めたことに負い目を感じているようだ。だが、スバルはそれすらも全て肯定する。スバルのその反応にエミリアはかなり安心できたようで、眠れなかったのが嘘のように眠りに落ちてしまった。

 エミリアが試練を乗り越えられない理由は、思い出せない記憶の中に手がかりがありそうだ。スバルはエミリアの首に手をかける。彼女に危害をくわえようとすれば、それを止めるものが現れると見込んでの行動だ。その読みは的中し、パックが現れる。ふたりは会話を交わす。

 泣きながら目を覚ますエミリア。それを心配する声をパック。姿が一回り近く小さい。限界が近いようだ。最後に『自分の次にエミリアを想っている子に後を任せる』『エミリアを世界で一番愛してる』と告げ、姿が消えた。その瞬間、エミリアは電池が切れたように倒れてしまう。

 その夜、試練に挑むことができる状態でエミリアにスバルが寄り添う。「朝までこうしていてね」と言いながら眠りに落ちたエミリアだったが、眼を覚ました時、そこにスバルの姿はなかった。

「フォルトナお母さまのうそつき、パックもうそつき、スバルもうそつき」とつぶやき、エミリアは姿を消してしまう。

 聖域の中ではエミリアの捜索がスタート。ガーフィールもそれを聞き、心当たりを探してみることに。彼はリューズに話を聞こうと魔石の元へと向かう。

 だが、そこにはリューズはおらず、オットーが現れた。

 かなり物語が動き出した感がある。次回一体どんな展開が待っているのか、ワクワクが止まらない。

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