TVアニメ『無能なナナ』第13話

TVアニメ「無能なナナ」公式サイトより

 今回はナナの過去からスタート。両親が亡くなった後親戚の元に預けられたナナは、そこでも「片づけをしなさい」と怒られていた。戸締りをしなかったせいで両親が亡くなったと感じていたナナ。この親戚の発言にかなり傷ついていたようだ。

 ミチルは最初から最初まで両親の死にナナは関係ないと信じていた。改めてそれを証明するとともに何があっても味方だ、とミチルはナナを抱きしめる。

 友好を深めるふたり。翌日、ナナのもとに石井殺しの犯人を追っていたキョウヤがやってきた。その最終段階を手伝ってほしいとナナにいってきた。彼は犯人だと狙っている人物を監禁して尋問でもしようかと考えているようだ。石井殺しに関しては完全にキョウヤ任せになっているが、手伝えることがあれば、協力すると約束した。

 夜、橘からミチルが海岸に続く道を歩いていたことを知らされる。他人の秘密を簡単に漏らさないミチルは誰に呼び出されたかなどを伝えずに行ってしまったらしい。ナナはその話を聞いて、嫌な予感を覚え後を追った。

 だが、その時、鶴岡から電話が入る。彼はナナの活躍をほめ、このまま仕事に励むようにと激励。電話終了後に、7はこのまま生徒同士が殺し合いをしてくれるならそれは自分の手を汚さずに済むいい機会、と逡巡し始める。友達が出来たと浮かれているが、ミチルも今後敵となる可能性を秘めている。

 ミチルは呼び出された場所で殺人犯から襲われていた。その正体は幽体離脱の能力を持っている鶴見川。ナナは痛恨の一撃を繰り出した鶴見川からミチルをかばって大怪我を負う。

 絶体絶命の窮地に追い込まれるふたり。ナナを置いていくことは出来ないと泣くミチルに、「いつも見下していた。イヌだと思っていた。」などと暴言を浴びせて逃げ去るように仕向けた。

 鶴見川は改めてナナを殺そうとするもキョウヤが本体の居場所を突き止め、暴行を食い止めることに成功した。これもナナがキョウヤに協力を持ち掛けていたからだ。

 鶴見川の幽体が消え、現場に残されたのは虫の息になったナナ。自分の死を覚悟したその時、目の前にミチルが現れた。

 ミチルは死にそうになっているナナに向かって自分の能力を使う。ナナは、ミチルが能力を使いすぎるとその寿命を減らしてしまうことを知っている。止めたいと思うも瀕死でほぼ動けないナナはなにもできない。

 ナナの傷はふさがり、一命をとりとめた。だが、ミチルは動かなくなっていた。やっとできた友達。初めてできた友達。出会いから振り返っても微笑ましい思い出しかない。その友たちを自分のせいで亡くしてしまった。この絶望たるや……。


 最後の最後にナナにやっと友達が出来たと思ったのにこの展開で終わるのは辛すぎる。2期決定の一報が届くのを待ちたい

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