TVアニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』ついに全員が揃ってステージに立った第13話

TVアニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』公式サイトより

 ソロアイドル、というラブライブの新しい形を生みだした、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会もついに最終回。スクールアイドルフェスティバルの幕がとうとう開く。

 同好会メンバーにも転科について打ち明けた侑。思い切ったことをすると驚かれたが、侑の挑戦を応援してくれるようだ。そして明日はいよいよライブ本番だ。まずはこのライブを成功させることに全力を尽くさねばならない。

 当日はそれぞれがソロ曲を披露した時の衣装に着替え、部室で円陣を組み「私たちの虹を咲かせに!」とコールをしてそれぞれのステージへと散っていった。

 そこからはそれぞれがステージを楽しんでいる様子がダイジェストで流れる。特に気になったのは、彼方がライブ中にお客さんも含めてお昼寝タイムを取っていたシーン。1人につき一つずつソファを用意し、彼方が横になったら客も横になるという斬新なステージだ。ありなのかそれ。

 百合をこじらせていた歩夢も、侑の気持ちを確認したことで落ち着きを取り戻したのか、無事にスクールアイドルを全うしていた。スタッフやクラスメイトなども、このイベントを手伝ってくれ、そのおかげでうまくいっている様子。

 侑もそれぞれの舞台をじっくり見たいと思いながらも、まだスクールアイドルを知らない人たちに少しでも知ってもらうべく、街の人たちにチラシを配り続けていた。

 他校から参加してくれたスクールアイドルたちも満足気。このまま最後まで突っ走る。そう思っていた時、やはりトラブルは降りかかる。

 雨だ。夏場は突発的な雨は多い。いったんスクールアイドルたちは控えテントに戻ることに。このイベントの終了時間は19時。それを過ぎてしまうと強制終了になってしまう。まだまだ演目は残っていたが、全ての予定が狂ってしまった。

 雨がやんだのは19時を過ぎ。だがこのままでは終わらない。なんと生徒会副会長が学校側に掛け合ってくれたおかげで残り1ステージだけできるようにと調節をしてくれたとのこと。アイドルたちは侑の手を引き、ステージへと向かう。

 侑は同好会メンバーから客席に向かうように言われると、そこには帰ってしまったと思っていてお客さんたちの姿が。その全ステージにモニターをつなぎ、最後に虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のメンバー全員がステージに立つ。

 イベントに来てくれた人やスタッフ、そして仲間たちに感謝を伝えつつ、「あなたが支えてくれたように、あなたには私がいます」と公開告白を行ってから、初めてのメンバー全員でのステージを披露。思いのこもったステージは大成功で幕を閉じた。

 ライブが終わったら、侑はすぐに転科試験へと向けて動き始める。みなが背中を押してくれた。その勇気で彼女も前に進めたようだ。

 そして、スクールアイドルフェスティバルの動画を見て日本中のスクールアイドルから、そして世界中のファンから彼女たちにメッセージが届く。次回があるなら参加したいというスクールアイドルや、ファンたちの声だ。沢山の反響を受けて、次回に向けての期待も高まっていく。

 そんな光景を見て、歩夢は「はじめてよかった」とつぶやくのだった。

 今回は1話に一人ずつをクローズアップするという今までのラブライブシリーズとは一線を画す構成だった。そのおかげで各キャラへの愛着は他作品よりも深くなったように思う。だが、全員でわちゃわちゃしてるお話ももっと見たかったし、全員での曲ももっと聞きたい。まだまだいろんなことが出来そうな彼女たちの次のステージを、心待ちにしたいと思う。

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