TVアニメ『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』大団円を迎えるも二期への期待が高まる第13話

『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』公式サイトより

 乱数たちを見つけた無花果は彼らに処刑を命じる。それを救ったのがSecret Aliensの面々だった。彼らは他のディビジョンを釣り上げるのに使える、と乱数たちの身柄を預かる。

 中王区からなんとか逃げ出した麻天狼、Buster Bros!!!、MAD TRIGGER CREWの3組。一郎、左馬刻、寂雷以外のメンバーは動けないほど体力を消耗。それでもマイクを捨てることはせず、このマイクを使って逆に言の葉党をぎゃふんといわせてやろうという反骨精神を見せる。

 そんな時、一郎の携帯にトムから、今度はマイクキャンセラなどを使わずに正々堂々と再戦を行いたいという申し出があった。さらに、Fling Posseのメンバーの身柄を自分たちが預かっていると告げることで、この誘いを断れないように仕組むなどまだ彼らの真意が見えない。とりあえず対戦する時間と場所を送るという事で話はまとまり、電話は切られてしまった。

 左馬刻はその場にいるみんなを残し、ひとり指定された場所へと向かう。

 同じく、指定した場所へと向かうSecret AliensとFling Posse。移動中に、Fling Posseはトムたちの身の上話を聞く。元ギャングのアイリスとレックスは世界をめぐり、発展途上国や飢えた子供たちや真逆の大富豪の生活などを目にしていた。無花果が言う人質は難民キャンプの子供たちで、日本からの支援を打ち切る、という意味だったようだ。

 指定の場所に一人でたどり着いた左馬刻。そこに一郎、寂雷も到着し、共に戦うと主張。そしてSecret AliensがFling Posseを伴ってやってきた。Fling Posseはつけられていた手錠を外され、マイクも返してもらえた。無花果を騙すだけの作戦だったのだろうか?

 こうして対面したSecret Aliensたちと左馬刻、一郎、乱数、寂雷はお互いにマイクを構える。この面子がそろったのだから、と乱数は解散してしまった伝説のThe Dirty Dawgを再結成しよう、と言いだす。

 Secret AliensとTDDのバトル。どちらも力強いリリックを繰り出すも、競り負けたTDDは全員がダメージを受けて膝をついてしまう。 

 一時は諦めかけるも、TDDのメンバーの元に各チームの2番手3番手のメンバーが駆けつける。メインキャラクター全員登場のムネアツ展開。こからオールスターでオープニングの「ヒプノシスマイク -Rhyme Anima-」の2番で戦うシーンは激アツだ。

 全員で、Secret Aliensを撃破。「これが俺らのラップの力だ」と力強くいってくれる一郎。「今を生きるっていうなら僕たちは負けない」という言葉に説得力がある乱数。彼らは、Secret Aliensのラップに足りないのは「ラップが楽しいという気持ち」だと指摘。この言葉を聞いて、トムたちは自分たちの敗北を潔く認めるのだった。

 Secret Aliensを打ち破ったのもつかの間。警察とともに無花果が登場。無花果はSecret Aliensが期待に応えられなかったことでかなりご立腹だ。

 だが、三郎が無花果の発言を全て録音していたと告白。これを世界に配信されると言の葉党の立場が危うくなり、世界がまた混沌の渦に巻き込まれることになる。無花果は妥協案を提示するも、彼らはそれに応じない。今までラップで新しい道を切り開いてこれたのだから、これからもやっていけるはずだと堂々と告げる。

 このタイミングで、無花果宛に総理の東方天 乙統女から電話があり「今は深追いするな」と告げられたため、無花果はこの場を去ることに。

 全員突然解放されたものの、メンバーが集まると口喧嘩からラップバトルに発展するのはお約束。2期へのフラグもガンガンに立っているのでまだまだこれからの展開が楽しみだ。

 話題になっているのも知っていたけれど特に興味も持たずに見始めた作品。女性向け作品にありがちな展開だと軽視していたが、どんどん取り込まれてしまった。最終回直前に曲だけではなく、ドラマCDにまで手を出した。完全に沼に落ちてしまった。

 2期のスタートを心待ちにしたい。

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