残り1話。最終回目前だが物語が進まない。また相変わらず設定のあらが目立っている気がしてならない。
ひなの介護にあたっているシバは彼女に真摯に向き合い、信頼を勝ち取っていた。だが、陽太は怖がられたままだ。
時間がないと陽太は焦るが、焦れば焦るだけひなに拒絶される日々が続く。何か一緒に過ごしてくれた思い出を思い浮かべてくれたらいいのだが……。シバはそれは除去された機械に入っているものであり、今のひなにはない記憶なのではないかと指摘する。
陽太はどんどん自信を失っていく。すると伊座並から電話がかかってくる。彼女はでしゃばりかもしれないけど、と前置きをして陽太とひなが一緒にいるのが好きだと伝える。迷ったり悩んだりしないでね、と今陽太が一番欲しているだろう言葉をかけてくれる。
さらに、伊座並との電話を切った直後に阿修羅からも電話がかかってくる。二人は一緒にいたのか? と思う程にいいタイミングだ。阿修羅からも伊座並と同じ内容のメッセージが伝えられた。
ほかにも、陽太を応援するメッセージが続々と届く。妹の空にも電話をし、家族だと肯定される。その言葉を聞いて、陽太がは改めてひなと向き合うことを誓い立ち上がる。
陽太はひながゲームで遊んでいたことを思い出し、機器を入手。シバに小言を言われながらもゲームを設置し、ひなにやらせてみたものの、上手くいかない。難しすぎるようだ。思った通りの行動をとらないひなについツッコミを入れすぎ、またしても怖がらせてしまう。
陽太はひなが楽しめるようにと、寝ている間にゲームのレベル上げをしたり、伊座並や阿修羅たちの似顔絵をかいて思い出させるようにしたりと距離を詰める。その甲斐あってか、少しずつ笑顔が見えはじめた。
だが、シバはひなに固執する陽太の存在に段々疑問を持ち始める。シバも元々自身の子供を病気で亡くし、我が子に幸せな瞬間を感じさせてあげられなかったことを後悔していた。そんな時に小児科に研修にきたことをきっかけにこの仕事を天職と思い、今もひなのために尽力しているのだ。
だからこそ、陽太のひなの生活を脅かそうとしている人物にいらだちを覚えるのもよくわかる。
次回は最終回だが、残りの時間で色んなものを回収できるのだろうか。泣かせようとしているのは感じるが、どうにも色んなところに雑味を感じてそこが気になって泣くに泣けない最終回となりそうな気も。
TVアニメ『神様になった日』最終回間近なのに遅々として進まない第11話のページです。おたぽるは、アニメ、作品レビュー、神様になった日の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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