TVアニメ『ミュークルドリーミー』混沌としていく杉山先輩は謎が深まるばかり？第32話

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　今回は朝陽＆杉山先輩のお誕生日回。二人の誕生日が一緒ということには何か深い理由がありそうでないのか、なさそうであるのか。段々混沌としていく杉山先輩についてわかることがあるのだろうか。

　親戚であるナナちゃんの七五三の写真を見たことで、もうすぐ朝陽の誕生日だと気づいたゆめちゃん。小さなころからお互いの誕生日にはプレゼントをあげていた為、今年も朝陽へのプレゼントは何にしようかと考え始める。だが、考えたところでパッと思い浮かぶものでもない。ちょうど登校しようと思ったら朝陽がいたので直接ほしいものを聞くことに。

　だけど朝陽は特にほしいものなどないと遠慮してるのか応えてくれない。そのまま学校に着くと何やら騒がしい様子。何かと思ったら杉山ファンクラブの面々が彼の誕生日プレゼントを受け付けていたのだ。毎年かなりの数になってしまうため、本人に直接渡すと迷惑になるため、ファンクラブでまとめているというのだ。偉い。

　ゆめちゃんは知らなかったが、杉山先輩の誕生日はわんわん・いちごの日、11月15日と朝陽と全く同じ日だったのだ。ゆめちゃんはなぜかファンクラブメンバーから誕生日祭りに参加することを強制されてしまう。

　朝陽と杉山先輩の誕生日が同じ日だということは、まいらちゃんたちも知らなかったようでその話題で大いに盛り上がる。まだ誕生日プレゼントを決めていないというゆめちゃんの発言に、みんなで買い物に行こうということに。その際に、朝陽君に上げるのは勿論だが、杉山先輩にもあげるの？　という質問でゆめちゃんは以前のデートで杉山先輩からしおりを買ってもらったからそのお礼も兼ねて何か上げるつもりだと答えながら、その時に百合先輩にもといっていたものをまだ渡していなかったことに気いた。

　あわてて百合先輩の元に駆けつけ、遅くなってしまったことを詫びながら百合先輩にしおりを渡すが、どこかうかない表情百合先輩。その時はチャイムがなったこともあって、二人はすぐ別れてしまう。だが、授業を受けながらもゆめちゃんは元気がない様子だった百合先輩を案じてしまう。やっぱり杉山先輩に直接渡された方がよかったのではないか、など色々最近の二人の関係に変化が起こっていることに不安を感じているのだ。

　不安を抱えつつも、ショッピングモールに買い物にやってきたゆめちゃんたち。色々なお店を見て回ったけれど、中々これといったものは見つからない。なんといってもまだ中学生のゆめちゃん。お小遣いで購入するので予算は1500円。現代で1500円予算で2人分のプレゼントは難しい。だが色々まよって何とか買い物は出来たようだ。

　帰宅しようとしてる最中、ゆめちゃんはばったりと百合先輩に出会う。百合先輩はゆめちゃんがもっているプレゼントは杉山先輩に渡すものに違いないと早合点。ゆめちゃんからなら受け取ってくれる、と彼女はゆめちゃんに自分からのプレゼントも託してきた。

　なんでも、最近杉山先輩に避けられているようで自分から渡しても喜んでくれないはずだと思い込んでいる様子。断ることもできずにそのプレゼントを預かってしまったが、やはり百合先輩に返して自ら渡した方がいいと伝えることに。

　翌日、朝陽と杉山先輩の誕生日。朝10時に学校に集合するように杉山先輩ファンクラブから連絡が届いてしまい、さっと顔を出すだけだして百合先輩の元へ向かおうとしたゆめちゃん。ファンクラブメンバーはやぐらを立ててお揃いのジャージを着たりとお祝いする気満々である。

　だが、杉山先輩は現れるなり毎年祝ってもらってありがたいけどそれも今年で終わりにしたい。さらにプレゼントも受け取らないとはっきりつげて帰っていってしまう。まさかの事態に落ち込む部員たち。

　それを見ていたゆに様。大好きなご主人様のために、ドリーミーストーンを奪いにいこうと、勝手に動くなと言われた言いつけを破って外に出てみたら大量のブラックスキームが出ているのを発見したことでウハウハである。早速ブラックアビスを注入してやることに。

　ゆに様のせいで突然みんなが更に落ち込んだ様子を見せたので、ゆめちゃんはさっそく変身してミュークルドリーミでこの状態を救出。ゆに様、またしても大失敗である。

　ゆめちゃんは百合先輩の家を探して、杉山先輩のおうちの近くをうろうろしていると百合先輩の家を発見する前に杉山先輩とばったり遭遇してしまう。ゆめちゃんの姿を見て先輩は「ゆめちゃんからのプレゼントなら受け取るよ」と確実にゆめちゃんを特別扱いしている発言をする。一瞬ときめきそうになったが、ゆめちゃんは百合先輩のプレゼントを手渡し、もっと百合先輩のことを考えてあげてほしいと告げる。自分にも朝陽という幼馴染がいて、毎年プレゼントをあげていたのにそれが突然渡せなくなったら悲しい、と言いたいことをわー！っと伝えて帰宅してしまった。

　これ以上は二人の問題であり、ゆめちゃんが気にすることではないとみゅーちゃんが励ましてくれたが、ゆめちゃんとしては杉山先輩に憧れたのは百合先輩との関係性も込みのものだったことに最近気づいたから、二人がまた前みたいに戻ってほしいゆめちゃんにとってはまだしばらく彼らの様子は気になってしまいそうだ。

　帰宅途中、部活帰りの朝陽を発見し朝陽には笑顔でプレゼントを渡すことが出来た。朝陽はゆめちゃんに渡すまでに色々あったけどゆめちゃんから朝陽は結構すっと渡せてしまうのよね。

　朝陽は親にも自分の誕生日にケーキやらお祝いやらはいらないと言っていたが、それでもやっぱり周りからお祝いしてもらえると嬉しいよね。ご両親もしっかりとケーキを用意し、彼のティーンエイジャー入りをお祝いしてくれていた。

　杉山先輩のご家族も、息子の誕生日を祝ってくれたが先輩は勉強があるから、とさっさと部屋に戻ってしまう。両親はそこまで勉強に入れ込まなくてもいいと言っているが、先輩が自らこもって勉強しなくてはと思っているようだ。

　そして前回先輩は、趣味が違う弟がいるという話をしていたように思うが、兄の誕生日に一緒に食卓にいなかったのは何故なのだろう？

　ケーキもゆに様たちのために大き目に切ってもらって部屋に持ち帰りそのままあげてしまいすぐに勉強に入ってしまう。その机には百合先輩からのプレゼントが開けられもせずに放置してあった。

　同じ幼馴染同士で誕生日も同じという朝陽と杉山先輩の感練度の高さと対象的な様子。これが一体どういう展開につながるのか……。2期も決定しているのでまだまだこのミュークルドリーミ―を楽しめるが、杉山先輩の闇が深くなりすぎる前に色々解決が見たいものだ。