TVアニメ『アクダマドライブ』詐欺師と運び屋の出会いで何かが変わる？第8話

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　前回ラストにまさかのロケット発射で今回から宇宙編なのか？！　と思ったもののアバンの時点でロケットの燃料がなくなり月に到着することなく落下してしまう。このままでは死んでしまう！　と詐欺師はどうにかして脱出経路を探し、脱出ポットを発見しそれを起動する。

　落下したのはカンサイ最北端ネオビワレイク。琵琶湖というよりは泥だかヘドロだかが溜まった場所という感じだが、なんとか生きていた詐欺師と妹。妹はがれきに潰されていたが、死なない体を持つ彼女は「大丈夫だから」と繰り返す。なんとかがれきをどけて、妹を救出し、詐欺師は妹と二人カンサイに戻ることを決意する。

　一方、皆を裏切った医者は理化学研究所に忍び込み、そこで兄妹の不老不死の秘密を知る。そこでどうにもこうにも行き場を失ったチンピラが、兄妹の居場所を知っているというのを利用し、彼とタッグを組んで兄妹を追う事に。

　なんとかして、えびす橋まで戻ってくることができた詐欺師。カンサイまで戻ってこられれば家に帰って着替えもできるしごはんも食べられる。これでも一安心だ。とりあえず空腹を満たそうと、妹と一緒にタコ焼きを食べることに。依頼を完了させてかなりのお金を持っているからとルンルンでたこ焼きを購入しようと、いつもの買い物のようにハンコを出すと、彼女が指名手配中の超Ｓ級犯罪者アクダマであることが発覚してしまう。

　よく見ると町中にあのアクダマ達の指名手配写真が張り付けられている。自分がアクダマであるという認識が欠如していたために、警戒するという思考が抜けていたようだ。

　あっという間に、周りから追われるみとなってしまった詐欺師と妹は逃げ惑う他に道は残されていなかった。

　なんとか逃げ切り、人がいなそうなゴミ処理場にやってきた詐欺師と妹。小屋のようなものを見つけ行ってみると、そこには缶詰などの食料が。久々の食事を堪能する二人。さらには作業着のようなものを発見したので着替えや風呂も済ませる。そして詐欺師はこれから先、逃亡生活を行うことを考慮し、髪を自らバッサリと切り落としてしまった。

　兄と離れ離れになってしまった妹を、自分が守ると決め「お姉ちゃんだから」と妹を抱き寄せる。妹はかつて兄が同じように言ってくれたことを思い出し、泣き出してしまう。兄に会いたいという妹の気持ちが伝わってきた詐欺師は、必ず彼女を兄に合わせると誓った。

　誰もこないと思っていたのだが、二人の元に誰かがやってきた気配がする。とっさに隠れたもののすぐに見つかってしまう。相手は三人組の男で、妹を見てすぐに品定めをしたところから見て、ここを根城にして人身売買を行っている団体のようだ。

　詐欺師も適当に売りに出すか、と話あっという間に拘束されてしまう。だが、ここで妹を売り飛ばされるわけにも自分も売り飛ばされる、または解体されるわけにもいかない詐欺師は攻撃にでる。

　先ほど自分たちが食べた缶詰で一人の目を潰し、もう一人をナイフで刺し殺し、あと一人を拾った銃で撃つなど、アクダマたちの行動を間近で見てきたからなのかもうただの一般人とは呼べない行動を次々と取っていく。

　最後の一人がまだ息があり、こちらを銃で狙いピンチの状態に陥ったとき、彼女の前に運び屋が現れる。彼は即座に残りを殺し、二人を助けてくれた。

　だが、それは仲間だから助けに駆けつけたというわけではなく、兄から妹へお守りを届けてくれと依頼されていたからだった。

　お守りを渡すと見向きもせずに立ち去ろうとする運び屋に、詐欺師は自分たちを兄の元に運んでほしいと依頼をする。

　自分には今10億イェンがあるというが最初は断られてしまう。だが詐欺師の必死の言葉に最終的には折れて、依頼を受けてくれることに。
　
　運び屋という強力な仲間を手に入れた詐欺師は、妹を兄に会わせてあげることができるのか？　そしてＣパートでネオビワレイクにたどり着いたらしい殺人鬼の様子が怖かったのだが、彼が詐欺師にあったらどうなってしまうのだろうか。全く先の予測がつかない作品、次回どんなことが起きるのか楽しみでたまらない。