TVアニメ『神様になった日』急に物語が駆け足になった第7話

TVアニメ「神様になった日」公式サイトより

 やっと話が動いてきた感が出てきたけど、たった1日に色々詰め込みすぎで、無理がありすぎる。1日に詰め込まなくていいように絶対できたはずなので、駆け足感が出すぎである。

 妹、空が映画の脚本を書き上げた。早速読んでみるが、シスコン陽太は彼女の処女作をべた褒め。だが、問題は作品の内容がファンタジーチックだということ。撮ろうとしても衣装から世界観から中々に大変そうだ。だがひなは簡単にCGでどうとでもなると言いだし、撮影をすぐに始めようとする。なんでも、彼女曰く世界の終りまであと7日しかないというのだから急ぐにこしたことはない。

 撮影にはスタッフだけでも最低5人は必要だという。だが、空の知り合いの中でも宿題が終わっていないやつらばかりで頼んできてくれそうなのは神宮寺先輩くらいしか思い浮かばないという。するとひなが、今まで様々な人達の願いをかなえてきた陽太なら、皆彼が頼めば来てくれるはずだ、と連絡してみるようにと命令する。空にもお願いされてしまったので、ダメ元で知り合いに声をかけてみることに。

 意外にも、呼んだ人たちが皆やってきてくれることに。前回に引き続き天願やその部下、さらには神宮寺先輩のラーメン屋に金貸しできていた男まで、かなりの人数が集まってくれた。天願さんは忙しい忙しいといいながら郊外まで陽太のために毎回来てくれるのは何故なんだ。今回呼ばれたのもぶっちゃけ金づるスポンサーとしての役割がでかいが文句を言いながらもお願いしたことは大体やってくれる。

 集まった全員が撮影に協力してくれることになり、その場で脚本を絵コンテにした方がいいという話になる。絵コンテができるまでの間、伊座並さん、ひな、陽太、天願さんでなぜかゲームをすることに。

 たったの1時間程度で絵コンテが完成し、衣装の買い出しも終わり、あっという間に撮影がスタート。おかしいだろ時間軸。機材もなぜかもう揃っており、役者たちは台詞が完璧に入っている。ロケーションもちゃんと決まっているというおかしいことだらけだが、ファンタジー映画の撮影はスタートする。

 ヒロインはひな、その幼馴染の役を陽太が演じるのだが、ひなは衣装もしゃべり方もひなのまま。それで監督である空からOKが出ているのだらかいいかもしれないが、おかしいだろう。

 なぜかやたらと作画がいい卵を割るシーンや、ひなの下手な歌のシーン、陽太の父親が差し入れに来たと思ったら出演させられるシーン、などなど全て一発OKのようなテンポで撮影はガンガン進んでいく。流れている時間が一日24時間じゃない世界線の話のような進み方だ。夕暮れになってとりあえず今日の撮影は終了となる。

 参加したメンバーも楽しかったようだし、忙しいはずの天願さんもまた明日もちゃんと撮影に参加するという。

 いくら夏休みだからといって、受験生が皆勉強をほっぽりだして一日潰すのも、大人もがっつり参加するのも色々おかしい。

 そして、一日の撮影が終わったと思ったら、すっかり存在を忘れていた天才ハッカー様のターンが突如スタートする。一体何してた人だっけ? ともはや記憶の彼方であるキャラクターだ。たしか何かの博士の足取りをおっていたようだが、まだそれは続いているらしい。

 とある建物に張り付いて、興梠博士とやらの足取りを追っている天才ハッカー央人。付き添いの尾熊にも協力してもらってデータを集めていた。

 その中で手に入れたデータからとある施設に侵入し、またしても情報を探す。だが目的のものは中々見つからない。そんな中で興梠博士が差出人のはがきを発見し、住所を割り出した。すぐさま向かってみたものの、その住所の先はちょうど解体工事が始まっていた。

 解体業者にこの家にあったはずの遺品はどうなったかをたずねると回収業者が持っていったとの回答が。この解体業者にすぐさま趣き、廃棄されそうになっていたものの中に目的のものを学研する。

 興梠博士のアルバムのようなものの中には、ひなの写真が……。 果たして、興梠博士とやらとひなの関係は? 映画の続きは? 世界の終わりまであ6日しかないという地球でいったいどんなことが起こるのか。あまり期待はしないで見守りたいと思う。

TVアニメ『神様になった日』急に物語が駆け足になった第7話のページです。おたぽるは、アニメ作品レビューの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!