TVアニメ『くまクマ熊ベアー』令和2年で最も内容がなかった?第7話

TVアニメ「くまクマ熊ベアー」公式サイトより

 内容が無いよう!! というくらい今期No1に中身がスッカスカの作品。毎回ちょっと心配になるくらいに中身が薄いが大丈夫なのだろうか。

 今回はユナと領主の娘ノア、そしてフィナの三人で王都に向かうことに。領主はまだ仕事があるということで一緒には行けないが、生誕祭までには間に合うように向かうという。ノアはユナと二人きりでいけると思っていただけに、フィナがいることは誤算だったようだ。

 クマが好きらしいノアは、フィナの方がユナやクマたちと仲がよさそうなのが悔しい様子。フィナをライバルとして認定した様子。 だが、フィナの方は領主の娘と張り合うつもりなどさらさらなく、恐縮してしまう。とりあえず二人は仲よくクマに乗り王都への道を進むことに。

 王都はそこそこ遠いようで、出発してすぐにつくわけではないらしい。野営をして旅を続けなくてはならないらしく、ある程度の平地を見つけたユナたちはそこに寝床を作ることに。ノアはテントをたてるものだと思っていたが、ユナのお出かけ用クマハウスで普通のおうちと変わらないくつろぎを手に入れる。

 夕飯はユナ特性のハンバーグ。どうやらこの世界にはハンバーグが無いらしく、初めて食べたノアはあまりのおいしさに感激してしまう。ハンバーグもない世界で他の日常が普通にあるのって不思議だ。ひき肉を他に何に使っているのだろうか。

 翌日も王都に向かっていると、魔物に襲われていた人たちを助けることに。どうやらその人物の一人の少女、ミサーナはノアと仲良しだったらしく、せっかくだから一緒に王都までいかないか、と誘われる。ユナは気心のしれた人間だけで行きたいと一度は断ったがノアはミサーナと一緒に行きたいらしく、最後は折れる形で同行することに。だがそうなるとクマハウスは使えない。若干不便な思いをしながらも一行は王都へ向かう。

 王都に着くと、即座にノアの母エレローラが現れた。どうやら娘溺愛系の母らしく出迎えてすぐに猫可愛がりを始める。やっとユナに気付くと娘をここまで無事連れてきてくれたことに礼を述べ、領主からの手紙を受け取りユナがどういう人間かをさっさと理解し、彼女のクマの恰好にも理解を示す。

 さらに、ノアの姉であるシアもやってきて一通りクマに驚く部分をやり切るが、なぜかクマの恰好で護衛をやってここまで来たなんて嘘だ、と疑ったことからシアとユナの決闘が始まる。意味不明な流れである。
 
 とにかくチート設定のユナがこんな小娘に負けるわけもなく、ユナの圧勝。ナデモシアは学校ではそこそこ強いらしく、伸び切った鼻をひん曲げてほしいと母は思っていたようだ。さらにはユナと同い年だということも発覚し、これから仲良くなれそうだということで落ち着いた。

 ノア達家族に水入らずの時間も必要だ、とユナとフィナは二人で王都を散策することに。さすが王都というべき広さと人の多さに困惑しながらも市場をめぐってみると普段街では見かけることがなかなかない食材たちが続々と手に入る。じゃがいもとチーズを発見したユナはそれを買い込み、家に戻ってハンバーガーとフライドポテトをふるまった。

 ここでもまたこの一般的な料理が普及していないらしく、皆が驚き感度して食べるという何度もやったパターンを繰り返す。ユナの作る料理はここでは珍しいものばかりだから店を出せばいいと皆が口をそろえて言うが、ユナ的には食べる方が好きだから店をやる気はないとのこと。
 
 こうして何も事件も盛り上がりも見せないまま王都一日目は終了する。何やら王都の周りを膨大な数のモンスターを引き連れた男が包囲していたようだが……? 

 どうせこいつもあっという間にユナにやられて終わるんだろうな、という予想で期待も特にないが、もう少しワクワクする展開を見せてもらいたいものだ。

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