「客引き」
パラレルなのか、サラリーマンの長男・次男がイヤミに客引きをされる、というだけのエピソード。イヤミが二人を口説き落として店に呼び込もうとするのだが、最初は1000円ポッキリ! という所からスタートして、お店の女の子の魅力で釣ろうとするのだが、言っている内容が嘘はついていないけれども想像とは大間違い! というものばかりで結果を知っていると面白い。
ぽっちゃり色白、パンツ一枚で豊満な肉体といわれて女の子を想像してみてみたくなるが、デカパンの話である。バキューム吸引が特技でそのための口をしている、といわれて下ネタを想像するが、ダヨーンである。 合法ロリで毛がないのはチビ太である。だがもうすでに二人の頭の中ではそんな条件の女の子が待っていると想像が止まらず、イヤミの口車にのって一人2万を払って地獄を見ることになってしまうのであった。
「最適化」
このエピソードだけ毎回続くAIロボット、おにぎりたちの絡んだもの。段々松野家にどんどん馴染んでいくおにぎりたち。何をやればそれぞれの兄弟が喜んでくれるのかを熟知し始め、彼らの生活にどんどんなくてはならない存在になってきている。
ただ、おそ松に対してだけはなぜか塩対応。逆に塩対応されている一松にどう気に入られるかどうかを調べ、彼にも気に入られるようにしなくては、と彼らは何か策を立てたようだ。
一人ふらりと出かけて、街中で猫と出会うことを至福としている一松の行動を知り、この町の「猫期待値」を調べ上げたことを告げ、この期待値の高いところに出向けば猫に会えると誘いこむ。最初は断られてしまったが、猫に必ず会えるという誘い文句に興味がわかないはずもない。結局一松は誘惑に負けて、猫期待値表を手におにぎりたちと猫探しをすることに。
普段猫に会ったことがない場所のはずなのに、猫期待値に書いてある通りに何度も猫に遭遇することができたことでテンションがどんどん上がっていく一松。その姿を見て、おにぎりたちもこれで目的であった一松に気に入られるというミッションはクリアできたかに思えた。 その際に「一松さんの猫を探すという無駄な時間が省けて最適化できますね」 というのが一松のテンションを下げる引き金になったようだ。
彼にとって猫を探し、たまたま出会えるために歩き回る時間は無駄な時間ではないのだ。突然、猫探しを辞めて彼らに背を向けた一松の気持ちが、おにぎりたちにはわからない。僕たちのことが嫌いなのかな? と考えるがもしそうだとしたら、彼らはどのような行動に出るのだろうか。
そして母が言っていた彼らはいったい、どこからやってくるのか? その目的もなんなのだろう。
「マッサージ」
十四松がおそ松をマッサージする、というただそれだけのエピソード。ただ、力の強い十四松のマッサージが気持ちよく、「もっと強く、もっと強く」といわれ、かなりの力を込めている十四松の方が、なんだか怖くなっていってしまい、それでももっともっとと求められ、おそ松の体から「ボキ」っと変な音がして彼は動かなくなった。
まさか殺してしまったのでは? と驚くがもちろんマッサージで人は死なない。おそ松の冗談だった。
焦った十四松はその嘘に怒るが、おそ松は再度マッサージをしてほしいと頼み込む。しぶしぶながらそのリクエストを受けて再度マッサージを開始する十四松だったが、またしてもボキっといったあとに動かなくなるおそ松。また悪い冗談だと思っても、次は全くピクリともしない。本当に死んでしまったのか?! とチョロ松がきてもその事実を言いだせない。
慌てふためき恐ろしさでいっぱいになったところでおそ松がまたしても冗談だったと起き上がるが、さすがに笑えない冗談だったので、十四松にふっとばされてしまうのだった。
次回はこぼれ話集ということでこまごました話が多いらしい。おにぎりたちのエピソードはあるのかないのか? どんなくだらないエピソードが待っているのか、楽しみだ。
TVアニメ『おそ松さん』十四松がおそ松を殺める??3期6話のページです。おたぽるは、アニメ、作品レビュー、おそ松さんの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
人気記事ランキング
人気連載