TVアニメ『神様になった日』ツッコミどころしかない展開で見るのが苦痛?第6話

TVアニメ「神様になった日」公式サイトより

 そろそろ折り返しだとは思うのだが、今回もツッコミどころしかない展開で見ていてい辛い。Twitterなどで「神様になった日」といれると、サジェストで「つまらない」と出てしまう程になっているが、ここから巻き返しなんて本当にできるのだろうか?

 今回は、夏休みの醍醐味である夏祭り回。女子キャラが皆浴衣を着て、ちょっとしか出ていないという関係性でもグループになってみんなで夏祭りにいくという謎展開だ。

麻雀回に出てきた天願さんがこの子供たちグループに交じって浴衣で現れるの普通におかしくないだろうか?

 全体的にひなのありえないくらいのわがままに陽太が全てイエスマンでOK出してしまうのも怖い。屋台で何か食べるのってお金かかるんだよ? それ陽太が出すの? 家からお金もらってるんだろうにしても怖いくらい遠慮がない。神だから? それが免罪符になるということなのだろうか。

 夏祭り回でもあるが、今回は陽太の親友阿修羅の見せ場回でもあるようだ。無理やり感が半端ない見せ場を作られたという感が駄々洩れではあるが、彼と陽太は中2からの親友らしく、共にずっとバスケ部に所属していたらしい。二人はいつでも息ぴったりで、阿修羅が何かやろうとすると陽太がサポートする、みたいな流れが定番だったらしいが、陽太は技術が今一つだったために、結果に結びつかないことも多々あったようだ。

 夏祭りの間も、女子たちをお化け屋敷に誘い込み二人で協力して驚かせることに成功したりと二人の仲は変わらない。

 そんな中、皆がそれぞれに遊び出した際に陽太は伊座並と二人でかき氷を食べることに。仲睦まじく過ごす二人の姿を見て、なぜかひなは心細さを覚えてしまう。最初から二人の仲を取り持とうとしていたのに、いざ二人が仲よくなると寂しそうにするのは何故なのか。

 一人祭りを歩き回り、そこいらにいる男たちに童貞を殺すロリだと名乗ってカツアゲみたいなことをしだしたが、それもむなしくなってやめてしまう。歩きついた先になぜか駐車場があり、そこには大型トラックが多く止まっていた。その中の一つの荷台が開けっ放しになっており、そこから漂う冷気に誘われて、ひなはなぜかその中に入ってしまう。そして何故か運転手は中を確認せずに扉を閉めて走り出してしまう。

 ありえないだろ、この展開。コッテコテすぎるというか、今時誰も使わないような手法というか……。

 もちろんこのひな行方不明に気付いた陽太達は周りへの聞き込みと、ひなが残したわかりやすいヒントをたどって彼女を追いかけることに。

 阿修羅のバイクに二人乗りしてトラックを追いかけるが「東京行き」「冷凍車」というヒントだけで該当のトラックを見つけられる確率ってどれくらいなのだろうか。

 カーチェイスのようなものと、陽太と阿修羅の不可思議な思い出の再現みたいなものもあって、なんとなく感動的にトラックを止めることに成功して救出が完了した。

 そして花火の時間にちゃっかりと間に合ってみんなで美しい花火を見て楽しい一日が終了した。嘘でしょ。頭からお尻までツッコミどころぎっしり! 一話から折り返し地点までぶれないでつまらないを貫いているのはある意味すごい。ここから逆にどうやって感動に持っていくのか、ある意味楽しみではある。だけどここから「泣かせるぞ!」感を出されても、果たしてこちらは泣く方向に意識を持っていけるのだろうか。

 ここまでの展開が吉とでるか凶と出るか。ここまで見てしまったからにはもう後に引けない。

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