TVアニメ『くまクマ熊ベアー』王都にはい一体何があるのか?第6話

TVアニメ「くまクマ熊ベアー」公式サイトより

 本当にこのアニメって目的がないというか……どこが見どころなのかわからずぼんやり眺めることになってしまう。何も発展しないままに6話まで来てしまった。

 今回はフィナとシュリの姉妹がメインの回。彼女たちの母ティルミナにゲンツがプロポーズ。果たして二人は結婚することに。プロポーズの場面に立ち会ったこともあり、二人が今後も幸せであるといいなぁ、なんてぼんやり考えていたら翌日には即「二人が別れちゃうかも!」 とフィナたちが泣きついてきたのだった。

 なんでも話を聞いてみると、朝ごはんの目玉焼きにケチャップをつけて味を濃くして食べたことや、ゲンツが片づけなどをしてくれないことにティルミナが怒り「考え直した方がいいのかも……」 といったことが子供たちの心配の種となってしまったらしいのだ。

 そこで子供たちは二人を仲直りさせるべく、二人の会話によく出てくる思い出の雪結晶の花を探しに行きたいと言い出した。ただの痴話げんかだとは思うものの、二人が心配しているなら晴らしてやりたい、とユナも二人の探し物に付き合うことに。


 街から離れた場所にあるという生息地に二人を連れて向かうことに。召喚獣のくまたちもいるからそんなに危険もないだろうと進むが、意外にも妹のシュリが怖いもの知らずでガンガンと突き進んでいく。

 フィナとシュリの仲良し具合を見て、ユナはとにかく癒されていた。だが目的地にたどり着いても、二人が探していた花は見当たらない。 長いこと、なぜか泥だらけになって探しても見つからない。ここ、たくさん探したという演出で泥をつけたのだろうが、現実的に考えて土の中ほったりしない限り花探すだけではならないだろう。

 結局探しても探しても見つからず、これでは二人は別れてしまうのではとシュナ達は悲しそうな顔をするが、ユナは二人が別れるはずはないと確信しているので帰宅を促す。すると、そこには見たこともない美しい羽が。二人は花の代わりにこの羽をプレゼントすることにして家に戻る。

 まだ喧嘩しているのではないだろうか、と恐る恐る扉を開けるが朝のピリついた空気はどこへやら。二人は言い合いをしたことすら忘れていた。フィナたちはそのことに安堵しつつ今日の出来事を二人に話、お土産に持ってきた羽をプレゼント。すると姉妹が思っていたよりも二人はこの羽に反応する。

 この羽は、フィナたちの本当の父親がお守りとしていつも持ち歩いていたものと全く同じもので、とても大切していたものだという。それをまさか子供たちがもってくるのは、彼が二人を心配させないようにしてくれたのかもしれない。と感慨もひとしおの様子。

 家族は思い出と、そしてこれからの未来に思いをはせ家族として一致団結していくことを誓い絆を深めたようだ。

 フィナとシュリは、後日ユナ宅にお泊りに来て一緒に料理作りをすることに。卵を使った料理をユナに教えてもらっているようだ。姉妹に甲斐甲斐しく世話をし、二人が眠っているところを見ていると、自分にも妹がいたらこんな感じなんだろうなと思わされた。

 ユナは二人と大量にプリンを作り、それをもってお世話になった人たちにおすそ分けを行った。領主の家にも持っていったところその美味しさにクリフもノアも感動していた。プリンというものがない世界で作ったら感動するものうなずける。このプリンなら王都にいっても売れるだろうと太鼓判を押され、まだ行ったことのない場所故に、言ってみたいなとこぼしたユナ。するとその言葉を受けてノアを連れていってみないか? と提案される。

 王都にはい一体何があるのか? そろそろこの物語の目的を教えてもらいたい。ぼんやり緩い番組としていくならそれでもいいが、もう少ししめるところをしめて、メリハリをつけた構成にしてもらいたい。

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