TVアニメ『ラブライブ！虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』果林もスクールアイドル同好会に入部！？第5話

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　今回はスイスからの留学生、エマのエピソード。だけど彼女を語る上で果林の存在も必須なようで、正直エピソード的には果林の要素も強めに感じた。これで果林回の際にエマの出番も多くなかったら割に合わないのでは？　とキャラの出番比率が気になってしまう。
　
　虹ヶ咲にやってきた初日、声をかけてくれた果林と後日食堂で再会し意気投合したエマ。スクールアイドルに憧れて日本にやってきたエマと、読者モデルとして既に活動しファンも多くいる果林。なんとなくウマがあったようだ。

　スクールアイドル同好会が改めて活動を再開させ、新入部員がはいりソロアイドルという方向性が定まったことで活性化してきていることで、エマも張り切っている様子。積極的に同好会の行動を助けてくれている果林にも、同好会入りを勧めるのだが、果林は「賑やかなのは苦手」　と取り合ってくれない。

　同好会では、歩夢やかすみが撮って公開していたPVの視聴者数やコメント数が急上昇していることから、他のメンバーのPVも順次撮影し公開していこうということに。そこでそれぞれのアピールポイントはどこかとあげていくことに。

　それぞれのポイントが上がる中、エマはどんなPVが撮りたいのかと問われても「見た人の心がポカポカになるアイドルになりたい」という抽象的なものしか出てこない。
　　
　そこで、衣装を変えれば気分も変わるというアドバイスをもらった為に、果林に相談して服飾同好会を紹介してもらい、いろんな衣装を試着させてもらうことに。様々な衣装はどれもエマに似合っていたが、果林が選んでくれた衣装が一番彼女に似合いそうだった。クマの着ぐるみを着た際に、皆とはしゃいで写真を撮っていたエマに、果林も一緒にうつろう、といわれても彼女はそれを断り、そそくさと同好会の面々たちから距離を置いてしまう。

　果林は寮の部屋で一人、仕事用のアンケートを記入していた。「今一番興味のあることは？」という質問に、思ったままを描いていたようだが、エマが部屋にやってきたことで中断してしまう。

　エマは果林の部屋でスクールアイドルの雑誌を見つけ、やはり果林は興味があるんだ！　と興奮して果林を同好会に誘うが、彼女が雑誌を買ったのはエマの為になるかと思っただけで興味もなく、読者モデルをやっているから時間もないのだと、突然怒ったように同好会に入りたくない理由を語り始める。　そして、果林はエマに対して冷たく「もう誘わないで」と言い捨ててしまう。

　この果林の態度がどうしても気になるエマ。なぜ果林はあんなにもムキになっているのだろうか？　果林のことで思いあぐねている間にも撮影タイムはやってくる。衣装を色々用意しての撮影だがエマの表情は暗いままだ。

　そんな時、果林にもらったスクールアイドルの雑誌を侑たちが見ようとしたその中に、果林が記入していたアンケート用紙が挟まっていた。その内容をみたエマは、撮影をほっぽり果林の元へと駆け出していく。
　
　果林の部屋に向かったエマは、果林に「今日は私に付き合って」と強引にお台場を連れまわす。最初は戸惑っていた果林も徐々にこのお台場探索を楽しみはじめていた。

　これは、果林がアンケート用紙にかいていたやりたいことの一つ「友達と思いっきり遊びたい」を、エマが実現したのだ。

　見つけてしまったアンケートを果林に手渡し、スクールアイドルに興味があるとかいていたことを指摘する。
　
　どうして、言ってもらえなかったのか。「見ている人の心がポカポカするアイドルになりたい」と願っているのに、一番近くにいる果林の心すら閉ざさせてしまっているということがさみしいと訴えかける。

　果林は、素直になれないのはエマのせいではなく読者モデルとして活動している自分はクールでかっこつけて大人っぽいというもの。そのイメージに縛られているために、
「スクールアイドルになりたい」とは言いだせなかったのだ。

　だがエマを通して同好会の活動を通して得た体験は、彼女が遠ざけていたものが全て詰まっている楽しいものだったそうだ。

　エマはそれを聞いて、「どんな果林ちゃんでも笑顔でいられればそれが一番。だから大丈夫」と笑顔を向ける。

　そして始まるソロステージ。今回は勿論エマのターン。民族音楽みあふれる楽曲と衣装でのびやかに可愛らしく歌い踊っていた。ステージを終え「私にスクールアイドルができるかしら」と悩む果林に「やりたい、と思ったときには始まってる」と背中をおした。

　こうして、果林もスクールアイドル同好会に入部。元々読者モデルとして人気をはくしていたらしい彼女の活動はこの同好会に追い風になるのか！？ これでメインキャラクターは全員同好会に入部した。まだメイン回が来てないキャラクターは影の薄さがあるのでじっくりそれぞれの個性を見せつけてほしい。