TVアニメ『大人にゃ恋の仕方がわからねぇ！』僧侶枠なのにプラトニック？第4話

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　残業してでも今日中に作業を終わらせたかった美緒。するとそんな美緒の元に同じく残業をしていたのか真島が現れる。

　残業とかしなくてもいいように、とある映画のキャリアウーマンみたいにバリバリ終わらせられたらいいのに……と愚痴をこぼしたのがきっかけで、その映画の話に花が咲きすぎてあっという間に終電を逃す時間に。

　なりゆきで真島の家で件の映画のDVDを見る流れになるが、一夜を共にした者たちなのでどこか緊張してしまう美緒。だが、美緒は真島が女になれているという偏見があるために、慣れているからこそ逆に大丈夫かも、という開き直りも持っていた。

　シャワーも借りて、リラックスしたムードの中、真島も部屋でくつろぐ格好でDVDを探す姿はいつものすました姿とは違っていて、そこに少しドキドキしてしまう。

　真島も、家に美緒がいることに動揺していたようだ。彼が探しているDVDはモトカノが置いていったものだったことに暫く気付かないで探しまわるほどに。だが、このDVD探しが功を奏した（？）のか、高いところを探していた際に足を滑らせて転落、美緒を巻き込んでベッドに倒れこんでしまう。

　それでこそ僧侶枠。このままイチャイチャする流れか！？　と思ったが、美緒はベッドに男と二人で寝転がるということの心地よさを思い出し、真島に「このまま抱いて眠ってくれませんか？」　とお願いする。

　日本語の難しいところで、抱くと一言でいっても美緒が言うのは言葉通りの抱きしめてもらう、の方だったらしい。二人で何もせずただ抱き合って眠る。これを望んでいたようだ。過去に忘れてきたトキメキが、この抱きしめられていることで思い出されるというのだ。さみしいという気持ちを忘れていた美緒だが、こうして抱きしめられることで長年抱えていたさみしさが浄化されているのかもしれない。

　僧侶枠としてこのままプラトニックに寝るだけで終わっていいのか疑問は残るが、そういうふれあいもたまにはいいのではないだろうか。