TVアニメ『アクダマドライブ』とうとうシンカンセンに乗り込んだが、いまだ誰も死なず??第3話

TVアニメ『アクダマドライブ』公式サイトより

 ダンガンロンパの系統の作品ということで、毎週だれか死ぬのでは? と思っていたが、現状まだメインキャラは誰一人命を落としていない。誰も死なないけれど、毎回かなりハラハラドキドキさせられる。

 今回はとうとうシンカンセンに乗り込むことに。改めて黒猫のアジトである廃工場にたどり着いたアクダマ一行。ここで改めてシンカンセン襲撃について詳しい作戦内容を確認することに。かなりセキュリティの頑丈なシンカンセン。少しでも間違えると、本当に5億年の懲役がついてしまいそうなくらいの案件である。

 カンサイステーションに入ってきたわずか20分の間に、全ての仕事をやり遂げなくてはならない。この20分は、オートセキュリティが解除され人間の手によってセキュリティ管理がされるという貴重な時間。狙うのは明日19時にやってくるシンカンセンだ。その中に狙う金庫が入っているらしい。

 線路からの侵入も出入り口にバリアが張られていることから不可能だということで、シンカンセンに入り込むために天守閣に侵入し、シンカンセンに入り込む、という作戦をとることに。

 だが、もちろんこの天守閣に入るのもかなり大変である。黒猫が見取り図を見せてくれるが、シンカンセンに入るためにはこの天守閣の最上階と地下、二つの場所で起動ボタンを同時に押さなければならないらしい。そこで、黒猫はアクダマ一行を3つの班にわけて侵入させる作戦を考案した。

 上級階には詐欺師、殺人鬼、ハッカーの三人。地下には医者、喧嘩屋、チンピラの三人。そして運び屋は単独別行動だ。全員ヤバイ人間の集まりではあるが、地下に向かうメンツがやけに不安に感じるのは何故だろう。だが、黒猫的にはこれが公正な振り分けなのだという。

 ここで全員が天守閣のホームに入れたからといってそれで安心するわけにはいかないという。シンカンセンホームには、登録したもの以外は蒸発させてしまうという光子シールドが仕掛けられているという。全員で侵入が完了したら、運び屋が目的の金庫を運び出す作戦だが、ホームに入れたらハッカーに荷物の登録データを書き換えてもらい、ハッカーに荷物として侵入してもらい、任務完了、となるわけだが、シンカンセン内部は情報がない分、もっと危険で何が起こるかわからない。理解できないことが起こってもおかしくないという。全員油断せずに行くようににいわれるが、一般人は自分の場違い感に頭を抱えたくなってしまう。

 思えば偶然に偶然が続き、ハッタリをかましてしまったこともあって「詐欺師」としてこの作戦に加担した形になっている一般人ちゃん。数時間ではあるがアクダマたちと一緒にすごし、仲間意識も芽生えているが、彼らは彼女が想像する以上にヤバイアクダマなのだ。彼女にはまだ、彼らの気持ちなどわかるはずもない。とにかく、一般人は逃げ出すこともできず、与えられた役割を全うすることしかできないのだ。

 とうとう、作戦決行の時間に。まず最初はカンサイステーションの中にはいること。まずは詐欺師が業者を装って守衛の目を欺くことから。突然の大役に緊張が隠せないが、ガッバガバな守衛だった為に、あっけなく第一関門を通過することに成功。

 エントランスまでついたらあとはハッカーに監視カメラの映像をいじってもらい、侵入を気付かれないようにしてしまう。バスステーションとは全く違う、かなり厳しめのセキュリティに恐れおののくが、ハッカーの敵ではなかったようだ。

 ハッカーはいつの間にか神格化され、かなわないことはないと言われているカントウに強い憧れを持っているようでいつかカントウにいくことを目標としているらしい。一瞬だけ彼の内面が垣間見えたような気がしたが、一体彼はカントウにどんな願いを持っているのだろうか。

 エントランスから二手に別れ、上階と地下へと向かっていく。カンサイステーションの中はあらゆる電波が遮断されるため、携帯での連絡が取れないという。そんな中で同時にボタンを押さなければならないというミッションはかなり難易度が上がる。そこで、二組は時間を決めて同時にボタンを押す、という約束の元、それぞれ目的地へと向かう。上階に向かうのに階段をひたすら登り、たどり着いたスイッチのある場所。だが、スイッチをそう簡単に押せるはずもなく、その前にはバリアのようなものが張り巡らされていた。

 それに気づいた殺人鬼はナイフを投げてみるが、かなり手前でせき止められてしまう。残り時間はほぼない中、どうやってボタンを押すことができるのか? さらに地下に向かった医者グループ。ここに来れば強いやつと闘える、と意気込んでいた喧嘩屋は、人っ子一人いないことに不満を持っていた。だが、最上階組と同じように、自分の力をも跳ね返すバリアを発見して大興奮。どうやったらこれがやぶれるか、と試行錯誤を開始する。

 そして最終的に、どんなに強いバリアがあっても、技術がどれだけ進化しても最強なのは物理攻撃なのだということが証明される。喧嘩屋は、ボタンまで続く複数の鳥居の端の部分だけバリアがかかっていないことを発見。そこから鳥居を一つずつ破壊していくことでバリアを鳥居から破っていく、という方法を編み出した。

 上階では、殺人鬼がナイフを一つ投げてたあと、刺さっているナイフにさらにもうひとつ同じ軌道でナイフを投げると少しずつ前に進んでいくことを発見。その軌道で行けば、ナイフが最終的にボタンにあたるとなって、時間までに進めることに。だが、あと一回投げればいける、という時になってもってきたナイフを全てなげきってしまったことに気付く。時間はもうない。

 一般人は、ハッカーが持っていたドローンをナイフの軌道に投げつけることを思いつき、なんとか時間ぴったりにボタンを押すことに成功。地下も喧嘩屋が全ての鳥居を壊したおかげでボタンを押せた。なんとか作戦は進んでいる。
 
 とうとうシンカンセンホームに入ることができた一行。初めて眼前で見るシンカンセンの迫力に圧倒されるが、今はそれどころではない。中に入らないといけないのだ。キュウシュウプラントからもってきたという玉子型の装置を使う事で電磁バリアを強制的に解除し、運び屋をバイク事呼び寄せ、その間にハッカーが中に入るためのハッキングを行う、という手筈だったが、電磁バリアを解除したことで緊急事態となり、シンカンセンが60秒後に走り出してしまうことに。さらに電源が落ちたせいで書き換えるはずだったコードも落ち、ハッカーが中に入ることもできなくなってしまった。 

 ただ、書き換えられなかったのは重量規定だけで、ハッカーよりも体重が軽いものなら中にはいっても光子シールドで焼かれてしまうことはないらしい。一般人はそれなら自分がいくしかない! と腹を決めてハッカーの代わりにシンカンセン内部に入ることに。

 内部に入ると、きょろきょろしている時間などなく、入り口をあけるレバーをあげるために全ての力を出し切ることに。なんとか時間ぎりっぎりに扉をあけることに成功し、運び屋もバイクごと合流に成功した。

 ただシンカンセンが走り出してしまったことは誤算だったようだが、彼らの第一関門は突破できたようだ。
 
 シンカンセン内部に入り込むことに成功したアクダマたち。目当ての金庫をもってずらかることはできるのか? 前回出てきた処刑科の面々も彼らを次こそは必ず仕留めると意気込んでいるだけに、まだまだうかうかしていられない状況は続きそうだ。

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