TVアニメ『くまクマ熊ベアー』これまで可もなく不可もない平坦な展開の第3話

TVアニメ「くまクマ熊ベアー」公式サイトより

 面白くなくはないけれど、特筆して面白い点も、キャラクターが際立っている点もそんなになく、ただ不安なく見れる。それがいいのか悪いのか、それは視聴者の好みによるところがで大きいだろう。

 寝て起きると体力が全回復する世界、それがゲーム世界。羨ましすぎる。さらにはユナの来ているクマ装備は下着が汚れることもないなど、日常生活していく中で煩わされる物事をクマ装備だけで諸々どうにかできてしまっているのがうらやましい。チートすぎる。

 そんなチートすぎるスキルを駆使して、今日もユナは森で大量のモンスターを狩り、フィナに解体の仕事を依頼する。だが、さすがにユナが取ってきた量が多すぎて解体が追い付かない事態に。

 なんでも解体場は共用らしく、フィナだけではなく他の人たちも使うという。さらに、ユナが大量に森でモンスターを狩ってしまうので、他の新人たちとの兼ね合いもあるから控えてほしいと注意されてしまう。

 突然暇になってしまったユナ。そこに突然イチャモンをつけてくる男がいた。彼は以前ユナがボコボコにしたデボラネとパーティーを組んでいたメンバー。ユナに色々文句があるようだが、他のメンバーは全員デボラネが悪いからやられたのだ、ということを理解していたために、結局謝罪されてしまう。

 だが、彼らのパーティーはデボラネが主力だったようで依頼を受けていた分が達成できず今後の活動に影響が出そうな事態になっていた。そこで、ユナに白羽の矢がたった。デボラネの代わりに、森のゴブリンを討伐するという依頼を手伝う事に。


 魔法使いのルリーナを連れて、さっそく討伐にやってきたが、聞いていた50匹よりもそこにいるゴブリンの数は多い。だが、いくら数が多くてもあまりユナには関係ない。ゴブリンがいる洞窟に火を放ち、入り口を岩で封じて中にいるゴブリンを窒息死させることにしたのだ。

 だが、時間がたっても中で1匹だけずっと生態反応があることに気付いたユナ。その正体は、ゴブリンキング。まさかキングまでいるとおもっていなかったルリーナはユナだけでは勝てるはずがないから撤退しようと言い出すが、もちろんユナには関係ない。

 今まで一発でモンスターを倒していたが、少し手数が増えただけで問題なくゴブリンキングも倒すことに成功した。

 この世界はモンスターを倒した後に解体したり採取しなければ、アイテムを取ることはできない。ユナはこの解体作業を頑なに拒否し、ルリーナに全てまかせ自分は洞窟外に簡易で家を建てて昼寝をしていた。どこまでもチート能力……。

 代わりに依頼をこなしたことで、最初にいちゃもんをつけてきた男もユナにちゃんと謝罪をし、わだかまりは消えたようだ。

 ゴブリンキングを倒したことで、新たに召喚獣が扱えるようになったユナ。さっそく試してみると大きなクマが出現。これ、1話で見たやつだ。能力も高く、自分にもなついておりいいスキルだということを知る。だが、実は召喚獣のクマは二匹おり、遅れて召喚するとずっと自分を無視していた、と白いクマの召喚獣はかなりいじけてしまっていた。

 機嫌をとるのにてこずったが二匹ともかなり使えそう。ユナはこのクマたちにくまきゅうとくまゆるという名前を付け、フィナにも合わせることに。

 二匹がいるとモンスー狩りや薬草取もかなりはかどるようで、また怒られそうなほどに乱獲してしまった。ユナはフィナに商業ギルドへ連れていってもらい、土地を借りたいことを告げる。

 すると商業ギルドのお姉さんはユナの初心者離れした活躍を見知っており、彼女と個人的に仲良くすることが自分にも理があると踏んだのか、相場よりもかなりお安く土地を貸してくれることに。

 借りた土地はフィナの家の近く。早速行ってユナは土魔法を使って家を建てることに。クマを連想すると能力が上がるという機能を使ってかなり見た目が可愛らしい感じの大きなおうちを建設した。そこにはフィナ専用の解体場もついており、これでいくらでも解体ができるようになった。

 まだまだ出てくるはずの登場キャラクターも登場していないし、ストーリーが展開していないのだろう。そして今回でやっと召喚獣が出てきた構成を見ると、やはり1話のエピソードのもっていきかたが謎だと感じてしまう。次回は新キャラも登場しそうなので、何か物語に変化が出てくるのか、期待したいところだ。

TVアニメ『くまクマ熊ベアー』これまで可もなく不可もない平坦な展開の第3話のページです。おたぽるは、アニメ作品レビューの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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