TVアニメ『くまクマ熊ベアー』異世界ロリ百合生活アニメ爆誕となった第2話

TVアニメ「くまクマ熊ベアー」公式サイトより

 今回が第2話とのことなのだが、内容を見るとなんだか1話感の強い2話。というかこれが1話でよかったのではないだろうか。

 いつものようにファンタジー世界を現実感覚で楽しめるVRMMORPG『ワールドファンタジーオンライン』をプレイしようとしたユナ。サービス開始から1年、ゲーム廃人レベルでやりこんでいたユナは既にレベルもカンストしている。

 ログインすると、ゲームを一定時間以上遊んでいるプレイヤーに対してプレゼントがあるという。一つだけ選べ、と大量の宝箱が表示され、その中からユナが選んだ宝箱からは「クマセット」が出てきた。

 装備者のレベルによって強さが変わるという、カンストしているユナにとってはチートアイテムと言っても過言ではないアイテムだ。

 さらにアンケートの回答を求められるユナ。このゲームは現実より楽しいか? 現実世界に大切な人はいるか? 大事なものはあるか? 神を信じるか? などの質問がされた。適当に答えたユナだったが最後に「新しい世界をお楽しみください」と言われ、気が付くといつもゲーム世界で見ていた場所とは違う場所にいたのだった。

 見たことがない森。さらに気付くと選んだ覚えのないあの「クマセット」を装備していた。慌てて装備を変更しようと思ったときにユナの目に飛び込んできたのは「レベル1」という文字。なんと、カンストしていたはずのレベルが1に戻っていたのだ。

 ゲームの何かしらのバグにあたったのかと思い、ログアウトを試みるがそれもできない。何事かと思っていたら「神様」という送信先からメールが届く。その文面には「ユナちゃんにはこの世界で暮らしてもらうことになりました!」 という軽いもの。

 意味が解らないと混乱しているユナの前に、オオカミのモンスターが現れる。いつもなら雑魚中の雑魚だが、レベル1という情報を見てしまうと雑魚モンスターにも勝てるかどうかがわからなくなってくる。

 とりあえず素手で武器もない状況。だが迫ってくるオオカミ。とっさに手に取った木の枝で襲ってきた狼に攻撃を仕掛けるとかなりの力で敵を一発で仕留めてしまった。まさかの一撃。だが、倒れた狼は通常のゲームのように消えたりアイテムに変わったりもせずそのまま横たわっている。

 どうしたものかと思っていると、悲鳴が聞こえ向かってみると、大量の狼に一人の少女が囲まれていた。これは危険! とユナはまたしてもその場に落ちていた石を投げつける。するとこれまた思ったよりも強力安力で討ち取れてしまう。

 なんだか知らないうちに少女も救ってしまったユナ。だがこの少女はユナのクマの恰好に驚き食べられてしまうのでは? と不安を感じるが、帽子をとって素顔を見せると安心したようだ。

 彼女はフィナという少女で、病気の母と妹がいるようだ。ユナが倒した狼を解体しようとしないことを不思議がり、彼女が解体できないと知ると自らが作業をやると申し出る。どうやらこの世界ではモンスターを解体しないとアイテムは手に入らないらしい。

 手際よく狼を解体するフィナ。ユナは今回のバトルでレベルが3まで上昇。あたらしいスキルとして白熊のパペットにアイテムを収納することができるようになった。

 ユナはフィナに頼んで、街まで連れていってもらうことに。クリモニアの街は、やはりユナの知っている街ではなかった。中にはいるにも身分証、または銀貨が必要だという。どちらももっていなかったが、神様から再度メールが入り、現実世界のお金をこちらの通貨に換金することができるとのこと。それを使って銀貨を取り出しユナは入国をすることができた。

 フィナに連れられ冒険者ギルドで狼の皮や肉を換金。そこで得た代金をフィナと半分こすることに。だが、フィナはそれではもらいすぎると受け取ってくれない。それならば、と街の道案内を頼みお金を受け取ってもらうことに。

 ごはんも一緒に食べるが、フィナは豪華な食事を母たちにも持って帰ってあげたいと家族重いな一面を見せる。お金の面でかなり苦労しているようだ。

 その日はとにかく疲れてすぐ寝てしまったユナだったが、目覚めて自分の姿が変わっていないことなどから、事実を認めることに決める。鏡を見ると、そこにうつるのはアバターの自分ではなく、いつもの自分だ。

 ここは、ゲームの中の世界ではなく生身のユナとしてこの異世界に転生してきたのだ。理由はわからないが、彼女には現世に未練も心配もないらしくこの事実自体はすぐに受け入れた。

 そして自分のできることを見極めるために外に出て能力を確かめてみることに。かなり身体能力が高く、魔法もかなりの種類が使える。さらに熊を思い浮かべて魔法を使うと威力が強くなるという付加価値付き。ただ、くま装備をとってしまうとかなり弱体化してしまうらしい。もうこのクマセットは手放せない。

 自分の能力もざっくり把握したので、冒険者ギルドに登録をすることに。登録をすると身分証明書が発行できるというのだ。登録用紙に記入して、さっさと身分証をもらおうとしたところ、絵にかいたようなザコが絡んでくる。クマの着ぐるみのような恰好をしたやつに冒険者など務まらないというのだが、その言葉にイラっとしたユナは、この雑魚を倒したら登録を完了してくれ。と伝え、あっという間に倒してしまう。

 こうして冒険者になったユナ。早速レベル上げと信頼度を上げるために依頼を探す。オオカミなどを倒す簡単な依頼ならいいのでは? といわれたユナはあっという間にオオカミの群れを見つけて一掃してしまう。初心者の仕事ではない、と周りは大騒ぎ。ユナが大量の狼を倒して持って帰ってきたのをみて、ゲンツというギルドで働く男が彼女に話しかけてくる。彼はフィナに解体の仕事を回してやったりと気にかけてやっていたのだが、一人の人物に仕事を優先的に回してやるのが段々難しくなってきたらしく、ユナに彼女を助けてほしいと頼み込んできたのだ。

 ユナもフィナを気にかけていたので、その話にはおおむね同意の模様。とりあえずは依頼をもっとこなそうと、また新たな依頼、タイガーウルフの討伐に出かけた。しかし、タイガーウルフを探している中でまたしてもフィナが森に入り込み、タイガーウルフに襲われているところに遭遇してしまう。

 一人で森に入ると危ないと言われていたが、どうしてもお金を稼がないと、という気持ちで動いてしまったようだ。フィナがそれで怪我をしたら元も子もない、とユナはフィナにパートナーになることを提案する。解体のできないユナと闘えないフィナが組めば色々とやりやすいのだ。

 フィナもこれを受け入れ、二人はパートナーに。パートナーは敬語禁止ということで、「ユナお姉ちゃん」と呼び、ぐっと距離が縮まった二人。

 異世界ロリ百合生活アニメが爆誕してしまった。異世界転生のようだが、前回1話ではゲームから戻ってきていた描写があったのだが、あれはいったい何だったのだろうか? そのあたりの混乱は今後解決されていくとは思うのだが、この構成にしたことに意味はあると思うので、どんな風になるのか楽しみにしたいところだ。

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