TVアニメ『ラブライブ！虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』３年ぶりの新作の出来は？第1話

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　ラブライブ新作、3年ぶりのアニメ化らしい今作。今回はどのようなアイドルが生まれるのだろうか。

　舞台はなんとお台場。オタクやってたら既視感ありまくりのあそこやらあそこやらがガンガン出てくる。まずはダイバーシティの中をプラプラする上原歩夢と高咲侑の二人の姿からスタートした。二人は幼馴染らしく、いつでも一緒。

　お互いに似合いそうな服を選んだり、買い食いしたりといつもの放課後を過ごしていると突如観客の歓声が聞こえてくる。これは何か始まったのか、と二人も見に行ってみることに。
　
　ステージに立っていたのはたった一人のアイドル。彼女はたった一人にもかかわらず圧巻のパフォーマンスで観客の視線と心を釘付けにしていた。

　侑もそのパフォーマンスに魅せられ、まるで異空間の中にいるような感覚を味わっていた。観客から聞こえる声援と描写されている観客の人数の声があわないようにも感じたが圧巻のパフォーマンスだったことには間違いない。

　彼女は一曲だけ終えると去っていってしまった。一体どんなアイドルなのだろうと気になった侑。貼ってあったポスターから「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」であることが発覚する。虹ヶ咲学園とは、侑と歩夢の通う学校だ。

　侑と歩夢は幼馴染同士で家も隣。朝起きてから学校から帰るまでほぼ一緒。そんなに一緒にいて嫌にならないかと疑問に思うくらいにずっと一緒。

　そして彼女たちが通う虹ヶ咲学園、ビジュアルはビッグサイトである。見慣れたあのフォルム、あそこ学校にしちゃうのか！という衝撃。内装もほぼそのままビッグサイト。みたことあるよ、あの場所！という場所ばかりでむしろあの中にある高校なら通いたかった。

　侑は放課後歩夢と共に、昨日のスクールアイドル同好会を探すことを決意。だが、探しても探しても中々同好会は見つからない。ビッグサイトが広すぎるのと無駄な同好会が多すぎて埋もれてしまっているのだ。

　その後、のちのメンバーとなるであろうキャラクターに偶然声をかけ、部室のある場所を教えてもらうことに。こういう偶然の出会いはラブライブのお約束である。だが、部室の前にたどり着くと生徒会長が現れ、今日でこのスクールアイドル同好会は廃部になったと告げられる。

　部活が廃部になったり廃校になたりするのもラブライブの定番ネタである。だが一話にして部活がなくなってしまうとどうしたらいいんだ、感が強くなってしまう。

　侑は昨日のステージに感銘を受けた分、誰かの夢を応援出来たらという気持ちが生まれていたためにその対象がなくなってしまったことにショックを受けているようだった。そして歩夢もはっきりと口にはしていなかったが侑と同じように昨日のステージに感動していた様子。
　
　侑と帰宅していた途中、思い立ったように歩夢は語り出す。自分も言ってなかったけどスクールアイドルの動画をたくさん見ていた。本当はやってみたいと思っていた。素直になりたいから見てほしい。と突如歌いだす歩夢。マンションの階段を使ったオンステージ。ラブライブの突然異空間に飛ばされてのライブをがっつり歌いきる歩夢。今はまだこれが精いっぱいだけど、一緒に夢を見てくれる？　という歩夢の問いかけに、侑はいつでも隣にいる、と答えてくれた。
　
　この侑はグループに入るメンバーではなくてサポートのメンバーになるキャラクターのようだ。今回はこの二人の関係性と現状のスクールアイドル同好会について、そしてメインキャラクターがそこかしこに散らばって映っていたが彼女たちが掘り下げられるのは次回以降。

　まだまだ未知数でこれからどんな風にキャラ達が成長していくのかが見ものになってくる。毎回なんだかんだいって最終回には涙がこぼれる。今回もそんな感動がもらえるかどうか、楽しみに見ていきたい。