TVアニメ『アサルトリリィBOUQUET(ブーケ)』グランベルムによく似た設定？第1話

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　少し前にやっていた「グランベルム」に似たような雰囲気の作品が始まった。萌系の女子たちが戦うアニメ。このジャンルは一定のファンがいるから強いのだろう。しかし、とにかくキャラクターと独自の設定や用語が多いので慣れるまでに時間がかかりそうだ。
　
　冒頭はバトルシーンからスタート。戦う女子たちの描写に力が入っていることが伝わってくる熱い戦闘シーン。そこから時は流れ「現代」と記載されるが先ほどのバトルシーンが一体何年前なのかわからないまま、主人公の梨璃の自己紹介モノローグから物語はスタートする。なんとなく番組コメンタリーようなテンションで話されるので台詞が頭に入ってこない。

　舞台背景には鎌倉の江ノ電のようなものが映っているが、今現在の私たちの知る世界よりも少し近未来が舞台であるようだ。彼女は甲州から百合ヶ丘女学院の入学のためにやってきた様子。この世界にはヒュージと呼ばれる謎の生命体と戦うリリィという職業がある様子。それも少女だけがなれるという設定なのだろうか。大人はいったい何をしているのか？

　そのあたりの設定はわからないが、とにかく憧れのリリィになる一歩を踏み出さんと、勇んで校内に入ろうとしたところに邪魔が入る。
　
　高級車を梨璃の前で止まらせて現れたのは楓・J・ヌーベル。彼女は梨璃の事を付き人か何かと勘違いしたようだが、もちろんそんなことはない。話もあんまり聞かないタイプらしく梨璃のことを理解してもらえない。

　そのままなぜか共に校舎内に入っていくと、人だかりができている。どうやら生徒同士でいざこざが起こっている様子。

　覗いてみると遠藤亜羅椰が、白井夢結に「チャームを交えて頂きたい」と交渉しているところらしい。チャームを交えるとは？？　

　この様子をみた楓は、この二人の間に急に割って入る。どうやら元々夢結のことを知っていたらしく彼女と何か特別な仲になりたいと思っている様子。だが、亜羅椰も突然割り込まれたことに怒りを覚え、なんだかごちゃごちゃとした喧嘩のようなものが始まってしまう。夢結はそれをめんどくさがりまとめて片付けようとしてしまう。

　そこに、突然学院で保持している生態標本のヒュージが逃げ出してしまったという知らせが入る。夢結は単独退治に出かけようとするが、必ず二人一組で行くように、と言い渡されその相手に楓が指名される。さらにそこになぜか梨璃もいくと言い出し結局三人でヒュージ退治へと出向くことに。

　梨璃がついてきたことにいら立ちを隠そうともしない楓。夢結はついてくる人数が何人になろうと足手まといには変わらないというスタンスのよう。

　この百合ヶ丘女学院は地形を利用して天然の要塞のように建設されているらしく、周りは荒廃したようになっている。暫く散策するがなかなかヒュージを見つけられずこのあたりにはいないのだろうか、とあきらめかけた時、梨璃めがけてヒュージがやってくる。だが、梨璃はチャームと呼ばれる武器との契約を済ませていなかったらしくヒュージを前にしても何もすることができない。その場は夢結がかばってくれたおかげでケガなどはなかったが何もできないのなら何故自分もついていくなどといったのかと楓から責められてしまう。

　夢結は強く責めることはしなかったが、役立たずを連れてきたのは自分の責任でもある、と梨璃が契約を交わすのを手伝ってくれる。血を指輪に吸わせることでマギというものがチャームに流れ込むらしい。何をいっているのかよくわからないが、そういうことらしい。

　まだ契約が終了していない中にも、ヒュージからの攻撃は止まらない。楓が相手をしているが、ヒュージが楓たちが相打ちするように仕向けたりとピンチを迎える。戦いの中で、梨璃の契約が終了しチャームを起動できることに。楓と共にヒュージに強烈な一撃を加え、夢結がとどめを刺し戦闘は終了するが、崩れたヒュージが落ちてきたことで3人は傷を負ってしまう。

　この時に梨璃が楓を庇ったことで、険悪だった二人の関係に大きな変化が起こった様子。楓の方が梨璃に対してかなり好意を持ったようだ。

　さらに梨璃は夢結が昔地元で自分を助けてくれていたことを本人に告白する。その時とチャームや彼女のもつ雰囲気が変わっていたことが気になったようだが、夢結はそのことについて詳しくは話してくれない。何か理由があるようだ。

　入学初日から戦いに巻き込まれ、入学式にも参加できないかと思っていたが、学校側の配慮で梨璃たちを待ってくれていた様子。一気に学院から注目を集めた梨璃は、一人前のリリィになるためのスタートラインに立ったばかり。まだまだこの設定が把握できていない中ではあるが、たくさんのキャラクターたちとどうかかわりどんな物語が生まれてくるのか、これからの展開に期待したい。