TVアニメ『彼女、お借りします』OPのキャラクターがようやく勢ぞろい？第10話

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　和也のバイト先に乗り込んできた瑠夏。本当に、瑠夏の行動って顔が美少女じゃなかったら通報されてもおかしくないし、やってることが全体的にヤバイという印象しかないのだが、作中では「困ったなぁ」で済んでいるのが怖い。

　そんなバイト先に、瑠夏だけでなく和也の友人たちも遊びにやってくる。その面子曰く、クリの様子がおかしいらしい。裏垢でかなり病んでいる様子を見せているらしく、和也も何か知ってたら気にかけてやってくれと言われる。その理由に心当たりがありすぎるので、和也は瑠夏にクリへ謝罪するように促す。

　だが、瑠夏はもうクリの事は終わったことだから、と頑なに謝ろうとしない。なんでそんな頑固なの？　一人君のせいでかなり落ち込んで闇落ちしているんだからさ、しかも好きな男が誤ってほしいって頼んでるんだから謝ればよくない？　

　瑠夏ちゃんが仮だとしても彼女になっても和也が手を出さない理由がほのかにわかる。あれだけ童貞捨てたがってる和也にしたら、目の前のナイスバディ美少女が好き好きってまとわりついてくるんだからあっという間に手を出しそうなものだけれど、手を出したら最後、この女に何されるかわかったもんじゃないという理由なのではないかと思ってしまう。それくらいに瑠夏は怖い。

　アルバイトに励み、初めてのお給料日。このお金を何に使おうか悩む和也。色々妄想して千鶴と一日デートなど色々妄想するが、頭の中にクリの事が浮かんで消えない。そこで思いついたアイデアを実行しようと、和也は隣室の千鶴のインターホンを押す。

　後日、和也は浅草にクリを呼びだす。瑠夏がレンタル彼女だということを和也の前でばらされて以来気まずくなっていた二人。クリも和也がどういうつもりで自分を呼び出したのか真意がわからずにもやもやとした気持ちで待っていた。彼女もち（だと思っている）和也に馬鹿にされるのでは、など被害妄想を膨らませていた栗の元にやってきたのは、なんと和也の彼女（だと思っている）千鶴だった。

　デート相手としてやってきたという千鶴。そんなのまるでレンタル彼女じゃないか！　と思って名前で検索をしてみると、多しかに千鶴がレンタル彼女として働いているという情報を見てしまう。何がなんだかわからないままに、千鶴に促されて二人は浅草花やしきへ。

　着てみたかったところだとはしゃぐ千鶴と、まだ状況を受け止められていない栗。いたたまれなくなって、やはり帰ると言い出したものの千鶴がそれなら一人で花やしきで遊ぶ、と言い出し彼女を一人にするわけにはいかないと結局栗は千鶴と花やしきで遊ぶことに。

　千鶴の見事な彼女力のおかげでどんどん気持ちがほぐされ、楽しむ余裕が出てきた栗。一緒に過ごせば過ごすほど、千鶴にときめくポイントが増えていく。一日楽しんだ後、夜の浅草寺に向かうとそこには和也の姿が。千鶴が空気を読んで二人きりにしてくれ、そこで和也は千鶴と自分の関係を正直に話すことに。意外なことに、栗は二人の関係を聞くと腹を抱えて笑い出し和也のことを軽蔑したりすることもなくお互いが寂しい持てない男同士であることを笑いとばしてくれた。

　こうして、二人の友情は復活し一件落着となったようだ。栗は和也が支払ってくれたデートを最後まで堪能し、帰宅することに。最後、栗はレンタル彼女から本気で好きになっちゃうことなねないよね？　と冗談のつもりで何気なく質問を投げかけた。すると千鶴は肯定しながらも、どこか微妙な表情を見せた。これはまさか和也に……？

　恥ずかしい部分を自分から公開し、それでもなお友達が女の子に対してトラウマをもたないようにと今回のことを計画した和也に対して、多少なりとも好感度は上がった様子。　その証拠なのか今まで頑なに勤務時間外の接触を絶とうとしてきた千鶴の方から、「郵便受けに21時にベランダで」というメモが届いた。

　初の千鶴からの誘いに動揺が隠しきれない和也だったが、呼び出しの内容は新しくできた人見知りの後輩の練習相手としてつきあってくれないか？　というもの。千鶴の頼みなら、と二つ返事でOK　してしまったが好きな女から他の女とデートしてと言われるのはなんだか物悲しいものがある。

　だた、これにてやっとオープニング・エンディングにずっといたキャラクターが登場するようだ。残り話数少ない中でやっと新キャラ。果たしてこの新キャラはどんな女の子なのか？？（文=三澤凛）