TVアニメ『彼女、お借りします』和也と千鶴の関係に変化が?第9話

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TVアニメ『彼女、お借りします』公式サイトより

 アバンでは、アルバイトを始めた和也の様子からスタート。レンタル彼女の度重なる利用で親からもらっていた貯金も底をつきかけていたのだから、労働することを選ぶのは大変いいことだ。

 アルバイトに励みながらも、千鶴からもらったプレゼントに終始ニヤニヤが止まらない和也。こんなのもらったの自分だけだろ、と思い込んでいたが千鶴の個別スレを覗くと、誰もがこまごまとしたプレゼントをもらっていたことが書き込んであり、自分だけが優越感に浸っていたのが間違いであることに落ち込んでしまう。

 千鶴にそのことを訪ねても「彼女なんだからプレゼントなんて当たり前でしょ?」と軽く一蹴されてしまう。

 さらに追い打ちをかけるように、千鶴は確認のように「私のこと好きなの?」という質問をされてしまう。ヘタレ和也はここで「好き」ということが出来ず「別に好きじゃねーし」と小学生かよ、と言いたくなる返答をしてしまう。この返答に対し千鶴は安堵の表情を浮かべ、お互い祖母の為に大人の付き合いを継続しようと強調する。

 その帰り道。家の前でなぜか瑠夏が待ち伏せをしており、千鶴と一緒にいる所を目撃されてしまう。千鶴といたことで気分を害した瑠夏は、そのまま和也を連行してデートへと連れ出していく。そして、今日は自分の行きたいところに付き合ってもらう、と和也に目隠しをして連れて行った場所は、なんとラブホ!!

 しかも主むろに瑠夏は靴下を脱ぎ始めるなど仕草の一つ一つエロイ!! 童貞であり、日々一人でしている和也には刺激が強すぎる。

 だが、予想していた展開とは異なり、瑠夏は千鶴との関係の中でまだ自分に話してもらっていないことを今日こそちゃんと聞かせてもらいたい、と和也をここに連れ込んだとのこと。ほっとしたようながっかりしたような……。これ以上秘密にしていても拉致があかない、と和也も瑠夏に、千鶴との間のあれこれを包み隠さず話してみることに。

 祖母が絡んでいるということ、それで二人の関係を断ち切ることができないなど、聞いては見たものの、やはり納得ができない瑠夏。

 自分が彼女になったのだから、おばあさんには自分を改めて紹介すればいいのでは? と至極真っ当な意見を口にするも、煮え切らない和也。

 その和也にしびれを切らし、瑠夏は彼に対して物理的に迫り出す。レンタル彼女とは規約的にも一線を超えることは許されない。長い目で見たら、嘘を重ねるよりも将来的なことも視野に入れている自分をおばあさんに紹介した方がいいことを切実に解く。

 さらには、自分とならエッチもできると、捨て身の覚悟で口説き落とす。だが、相手はヘタレな和也である。トイレに逃げ込み瑠夏の誘惑から逃れようとするあたり最低だ。勇気を出したのに拒まれる瑠夏が可哀想になってくる。

 和也がトイレに閉じこもっている間、彼のスマホにメールが届いたのを見て、瑠夏は部屋を後にする。新しい作戦を思いついたようだ。彼を思い、順序を大切にしようと思い返したようだ。和也は和也で、正直もうあと少し押されていたらシチュエーションも手伝ってやってしまっていそうだっただけにもったいない。

 後日、年が明け家族の食事会と初詣に千鶴を伴って参加することになった和也。もちろんレンタル彼女として料金の発生するイベントだがまだ恋人の時点でこういう家族ぐるみのイベントに強制参加させられるって地獄でしかないと思う。

 祖母と両親、そして千鶴が集まりいざ出発、となったところになぜか瑠夏がやってくる。

 突然の瑠夏の登場に和也も千鶴も動揺を隠せないが、千鶴の友達であると嘘をついてなんとか場をしのごうとする。だが、瑠夏はそんな和也たちの言葉を遮るように、祖母と両親の前で「和也さんの彼女です」と高らかに宣言する。

 これには祖母や両親も衝撃を受ける。当たり前だ。今彼女と共に食事をしようと思っていたらもう一人やってきたのだから。しかも彼女なんて永遠にできないと思っていた和也にだ。

 祖母の怒りは頂点へ。和也だけを呼び出してカミナリを落とす。だが、瑠夏のことを正しく説明すると千鶴がレンカノであることまで話さなくてはならない。和也は勢いに任せて「瑠夏は虚言癖である」という最低の嘘をついてしまう。どっちが虚言癖だよ!

 普段はいい子だけれども、虚言癖のせいで自分も千鶴も困っている。という嘘をなぜか祖母は信じてしまい、千鶴の友達なら大切にしなくてはならない。と瑠夏が言うことなすことをニコニコと受け流すように聞くという態度を取り出した。

 もちろん、瑠夏は自分が虚言癖という設定をつけられたことは知らず和也の彼女が自分であることを信じてもらおうと、祖母と両親に和也のことが好きでたまらないというアピールをするのだが、すべて虚言と受け取られてしまっていた。

 のちに、自分が虚言癖という設定にされたことを知った瑠夏は強硬手段で祖母と二人きりになる時間を作り、すべてをばらしてしまう暴挙に出ようとした。

 だが、祖母が本当に心から千鶴のことを好きで、千鶴が和也の彼女であることを喜んでいる様子をしってしまったことで何も言えなくなってしまう。

 慌てて和也が現れた時には、そのまま虚言癖の女の子の役を全うし、その日の食事会は終了した。 

 瑠夏は、千鶴が和也を好きで自分が彼女を辞めたくないだけなのでは? という確信を投げつけ、そして和也には長期戦でいくから覚悟をするように、と宣戦布告をたたきつけた。

 登場した時はイラつくキャラクターだという感想しかなかったが、あまりにも和也がクズ過ぎて今回の扱いの不憫さに同情票がグッと上がってしまった。

 いい加減にしろよ、和也! という気持ちではあるもののまだ出てきていないキャラもいる中、果たして和也の成長と千鶴との関係の発展は見込めるのだろうか?
(文=三澤凛)

TVアニメ『彼女、お借りします』和也と千鶴の関係に変化が?第9話のページです。おたぽるは、アニメ作品レビューの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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