TVアニメ『ピーター・グリルと賢者の時間』ピーターは絶対に肉欲には勝てない？第8話

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　全員が一堂に会して波乱の夜を持ってしまった為、全員がピーターの子種にあやかれるように効率のいいやり方で協定を結ぼうという話がまとまった。ピーターが何か意見を言おうとしても、女4人は聞く耳を持たず、それぞれの意見を主張する。

　オーガ姉妹は2人いることで有利になっていること、魔法は禁止すべきではないか、格闘プレイはどうなのか？　など全員が真剣に意見を交わしあう。そして最終的に異種族不平等条約が締結され、ピーターは問答無用で毎日日替わりで誰かしらに子種を搾取されることが決定してしまった。

　男性からしたらむしろ嬉しい話なのかもしれないが、意中の相手とはまだ何もできておらず、さらにはセフレが四人もいて毎日遊びまわってるとか外聞が悪すぎる。婚約者に手を出せないから他で発散させてるやつみたいな見方をされかねない状況だ。

　だがピーターはもう自分から彼女たちとの関係を終わらせることが出来ないと諦めてしまったのか、毎日くる相手に子種を差し出す生活を送っていた。その中でやっとやってきた安息日。誰の相手もしない静かな夜が約束された日に、彼は婚約者であり最愛の人であるルヴェリアとデートの予定を入れていた。

　普通の恋人らしく、清らかなデート。手をつなぎ一つのアイスを二人で食べるとか高校生かといいたくなるようにいちゃつき、買い物をして、ラストは素敵なレストランでディナー。と最高の一日を過ごしていた。

　だが、もちろんそんな平和は続かない。デート中に突如ミミがそのレストランに現れ、ルヴェリアの前で安息日にこそ他のメンバーを出し抜ける、と言いかけるなど、とんでもない展開に。慌ててルヴェリアの前からミミを連れ出し、トイレに連れ込むがそれが大間違い。今日のところは一回でいい、と押し切られトイレで子種を搾取されることに。

　やらねば目前でルヴェリアにばらされてしまうということを考えるとやらないわけにはいかず、デート中に不貞行為を行ってしまう。だがミミを追い返したと思ったら次はビーガンがやってくるなど、安息日とは一体？！　という状態だ。条約書が作られ、協定は結ばれたがその中には「ピーターには拒否権は概ね存在しない」という文言があり、それはどうやら確かなようだ。
　
　結局ピーターはルヴェリアが近くにいるにも関わらず、彼女にはキスすることもなく他の女と行為を持つという恐ろしい安息日を経験してしまった。ピーターが他の女と話していても、人気者なのだから仕方ないと笑顔で待っていてくれ彼を信頼しきっているルヴェリア。彼女が本当のことを知ってしまったとき、一体ピーターはどうなってしまうのだろうか。そしてピーター側も、そろそろ肉欲に負けるの辞めてどうにか対策を立てろ！！　とおもわずにはいられない。
（文=三澤凛）